ダニはどうしてラグに住み着いてしまうの?
ラグにダニが住み着かないようにするにはどうすればいいの?
ラグにダニがいる時の対策方法はなに?
こういった悩みにお答えします。
生活していると、ラグにはダニが住み着いてしまいます。
ラグには、ダニのエサや適度な湿度、住みやすい環境があるからです。
ダニに刺されるだけでなく、ダニアレルギーになってしまうことも。
今回はラグにダニが住み着く理由とダニの予防や駆除方法についてご紹介します。
この記事を読むと、なぜラグにいるのか、ラグにダニを住み着かせない予防方法と、ラグにダニが住み着いてしまったときの駆除方法がわかりますよ。
ラグにはダニはいるの?
- エサがある
- 潜り込める場所がある
- 湿度がある
新品のラグにはダニはほぼいません。
生活をしているうちに、ダニが住み着いてしまうことがあります。
ラグはダニが生きやすい環境が揃いやすいため、ラグにダニが住み着いてしまいます。
ラグ一畳あたりに一万匹を超えるダニがいることも。
どのようなラグにダニは住み着くのかな?
くわしく説明するね!
ラグに住み着く条件1.エサがある
ラグにはダニのエサがたくさん落ちているので、ダニが住み着いてしまいます。
ダニのエサは、人のフケや皮脂、食べかすやほこりなどです。
人が生活していると、気づけば落ちてしまっているゴミです。
人にとってはゴミでも、ダニにとってはエサとなります。
ラグを敷いたところで生活していると、どれだけ気をつけていても、ダニのエサは落ちてしまいますよね。
また、ラグの毛が長ければ、エサが入り込んでも気づかずにそのままになっていることも。
生活しているのでダニのエサが落ちることは仕方ありませんが、落としたままにしておくと危険です。
ダニが大量に繁殖してしまうからです。
ラグにダニが住み着かないよう、掃除をしこまめにダニのエサを取り除きましょう。
ラグに住み着く条件2.潜り込める場所がある
ダニは潜り込める場所が大好き。
ラグは厚みはあまりありませんが、小さなダニにとっては快適な広さです。
ラグの内部は、ダニが住みやすい環境です。
ラグにはどれくらいのダニが住んでいるの?
1㎡あたり、ラグの表面には500匹、ラグの内側には10万匹いるようだよ!
とてもたくさん住んでるね!
ラグにはたくさんのダニが住んでしまっています。
また、ラグの遊び毛が多ければ多いほど、ダニが住みやすくなります。
ウールなどの遊び毛が多いラグを買うときは、ダニが住み着かないようにしましょう。
ラグにダニが住み着かないよう、厚みが薄い、遊び毛が少ないなど、ラグの選び方を考えましょう。
目には見えない大きさのダニにとっては、薄いラグでもダニの棲家になるんだね!
ラグに住み着く条件3.湿度がある
ラグは保湿性が良いため、ダニにとっては住みやすい環境です。
ダニは、湿度60%を超えると、繁殖しやすくなります。
ラグを干し、ラグの湿気を取ったとしても、梅雨の時期や、洗濯物をラグのある部屋に干すなどをし、部屋の湿度をあげてしまうと、ラグにダニが住みやすくなります。
部屋の湿度は取り除きやすいですが、ラグの湿度をこまめに取り除くのは大変ですよね。
ラグを干すのは毎日でなくても大丈夫です。
定期的にしっかりと干し、ラグにダニが住み着かないようにしましょう。
厚みがあるラグは、湿気が余計に溜まりそうで管理が大変そうです。
ラグにダニを寄せ付けない!予防方法2選
- 掃除をする
- 湿気を取る
ラグにダニが住み着かないためには、掃除をする、湿気を取ることが大切です。
ラグには
1.エサがある
2.潜り込める場所がある
3.湿度がある
ため、ダニが住みやすくなってしまいます。
潜り込める場所は、ラグを買う際に対策するしかありません。
ラグからエサを無くす、湿気を取るなどをし、ダニが住み着かないように予防しましょう。
具体的にどうすればいいの?
くわしく説明するね!
予防方法1.掃除をする
ダニのエサを取り除くため、こまめに掃除を行いましょう。
掃除をあまり行わずにいると、ダニのエサがラグの奥まで入り込んでしまいます。
取れにくくなり、掃除が大変になる前に、掃除機をしっかりとかけましょう。
また、コロコロを使うと、ダニのエサをより奥に押し込んでしまうことも。
コロコロは便利ですが、使い方には気をつけましょう。
また、ダニはラグの裏面にも住み着いてしまいます。
ラグの表面だけでなく、裏面にも掃除機をかけることが大切です。
とはいえ、毎日ラグを掃除することは大変ですよね。
あまり使わない部屋は定期的に、よく使う部屋は毎日掃除を行うのはいかがでしょうか。
ダニを住み着かせないために、ラグをしっかりと掃除しましょう。
ラグにゴミが入り込む前に掃除することが大事!
予防方法2.湿気を取る
ダニを住み着かせないため、ラグから湿気を取りましょう。
また、ラグの敷いてある部屋の湿度を上げないことも大切です。
- 加湿器を適度に使う
- 洗濯物を干さない
- こまめに換気を行う
などに注意し、部屋の湿度に気をつけましょう。
また、ラグを干し、湿気を取りましょう。
しかし、ラグを干すことは大変ですよね。
ラグは半分ずつ裏返し、裏面の湿度を取るだけでも大丈夫です。
無理せず、ラグから湿気をとりましょう。
裏返すくらいなら、毎日できるかも!
ラグにいるダニの駆除方法
- 熱か薬剤を用いてダニを死滅させる
- 掃除機で死骸を吸い取る
ラグにダニがいる場合、ダニの駆除を行いましょう。
熱や薬剤でダニを死滅させたあと、死骸を掃除機でしっかりと吸い取ってください。
ダニの死骸は、ダニアレルギーの原因になるからです。
ダニアレルギーになると、目のかゆみやくしゃみが出るだけでなく、ぜんそくになることも。
ラグからダニをしっかりと駆除しましょう。
具体的に説明するね。
ダニ被害が収まらなければ、業者を使う手もありますよ!
Step1.熱か薬剤を用いてダニを死滅させる
まずは、ダニをしっかりと死滅させましょう。
熱で死滅させる場合は、
- スチームクリーナー
- スチームアイロン
を使うと良いでしょう。
ダニは、60℃以上で死滅します。
火傷には十分気をつけて行ってください。
薬でダニを駆除する場合は、薬の説明書を良く読み、用いましょう。
薬は、スプレー、パウダー、燻煙など、いろいろなタイプがあります。
どれを用いてもダニをしっかりと駆除してくれます。
使いやすいタイプを選びましょう。
Step2.掃除機で死骸を吸い取る
ダニを死滅させた後は、掃除機で死骸をきっちりと吸い取りましょう。
ダニは生きていたら刺されてますが、死ぬとダニアレルギーの原因となります。
ダニは生きていても死んでいても、人間にとって害があります。
ダニの死骸は残さないようしっかりと掃除を行いましょう。
まとめ|ラグにはダニがたくさんいる
生活していると、どうしてもラグにダニは住み着いてしまいます。
そのままにしておくと、ダニに刺されるだけでなく、ダニアレルギーになってしまいます。
ダニ被害に遭わないよう、ラグの掃除や湿気取りをしっかりと行いましょう。
ラグにダニが繁殖してしまった場合はダニを死滅させた後、しっかりと掃除機をかけることが大切です。
ラグを管理し、ダニ被害から身を守りましょう。
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