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エアコンにもダニはいるの?
エアコンに増えたダニを退治したい!
このような悩みにお答えします。
エアコンには、カビだけでなく、ダニも生息しています。
ダニがいると聞くだけで、ゾッとしてしまいますね。
エアコンは室内の空気を吸い込み、吸い込んだ空気の温度を変化させて吐き出します。
エアコンの中にダニがたくさん発生していると、吐き出される空気にダニの死がいやフンが含まれます。
ダニの死がいやフンが原因で、目のかゆみやくしゃみの症状がでることも。
でも、ポイントを押さえてエアコンの掃除をすると、ダニやカビが生えるのをおさえることができるのです。
今回はエアコンにダニが生息する理由とエアコンのダニ対策法を紹介します。
エアコンにダニが生息する理由4つ
![エアコンにはダニがいる!エアコンのそうじ方法とダニ対策を紹介](https://dani-sos.com/wp-content/uploads/2022/06/air-conditioner-dani07.jpg)
![エアコンにはダニがいる!エアコンのそうじ方法とダニ対策を紹介](https://dani-sos.com/wp-content/uploads/2022/06/air-conditioner-dani07.jpg)
- エアコン内の温度は20~30度
- エアコン内の湿度は60~80%
- エサとなるホコリ・カビがある
- エアコン内は光があたらず暗い
エアコンの中は、ダニにとって最高の環境です。
主に4つの要因がかさなり、エアコンでダニが増えます。
理由1:エアコン内の温度は20~30度
〈ダニの好きな環境〉
・気温は25度前後
エアコンの中にダニが発生する理由は「気温」。
ダニが活発に動く気温は25度前後で、エアコンの中の温度も25度前後になるからです。
エアコン温度は、人が過ごしやすく設定されていますよね。
多くの家庭のエアコン稼働温度は、夏場で28度前後、冬場で20度前後でしょう。
人が過ごしやすい温度は、ダニにとっても活動しやすい温度になります。
また、室内だけでなく、エアコンの中も25度前後に保たれることから、ダニにとって過ごしやすい環境になるのです。
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温度1つだけとっても、エアコンがダニに取って最高の場所だとわかりますね。
理由2:エアコン内の湿度は60~80%
〈ダニの好きな環境〉
・湿度は65%以上
エアコンの中でダニが増える理由は、「湿度」にも関係します。
ダニが増える湿度は65%以上で、エアコンの中も湿度が60%以上になるからです。
エアコンを使っている部屋は、湿度が低い印象ですよね。
実は、エアコンの中は常に水分がある状態で、湿度が60%以上になっています。
冷房は室内の空気を取り込み、中で冷たい空気に変換し吐き出します。
冷たい空気に変換するときに、空気に含まれる水分の一部が液体に変化。
水分は管を通って外に排出されますが、エアコンの中に常に水分があるため、湿度が高くなってしまうのです。
よって、室内は湿度が低くても、エアコンの中は高湿度となり、ダニの増えやすい環境になってしまいます。
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エアコンの中も、室内と同じで湿度が低いと思っていたわ。
理由3:エサとなるホコリ・カビがある
〈ダニのエサ〉
・ホコリ、カビ、食べカス、人のアカ、フケなど
ダニが、エアコンの中で生きる理由は、「エサ」があるからです。
ダニは、ホコリやカビなどを食べます。
エアコンにホコリがたまる理由は、室内の空気を吸い込むからです。
室内の空気には、一定数のホコリがあり、空気を吸い込むときに一緒にエアコンの中へと入るのです。
入ってきた多くのホコリは、前面にあるフィルターで受け止められます。
フィルターの目よりも小さなホコリは、内部へと入り、冷却フィンなどに付着。
フィルターやエアコン内部にたまったホコリを食べて、ダニが増えるのです。
また、カビがエアコンに生える理由は、湿度、温度、エサに関係します。
- 温度0~40度
- 湿度60%以上
- エサ:ホコリ、食べカス、人のアカ、紙、塗料など
カビは、温度0~40度、湿度60%以上、ホコリなどをエサにします。
エアコンの中は、温度25度前後、湿度60~80%。
さらに空気中のホコリがエアコンに吸い込まれるため、カビが生える環境が整うのです。
ダニは、カビもエサとするため、エアコンの中にカビが生えれば、ダニもどんどん増えてしまいます。
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ダニ、カビにとって、エアコンは最高の環境ね。
理由4:エアコン内は光があたらず暗い
〈ダニの好きな環境〉
・暗い場所
ダニが発生する場所は「暗い場所」。
ダニは強い光を嫌い、暗い場所に移動する習性があるからです。
ふとんなどを陽に当てると、生きたダニが潜り込んでしまうのも同じ原理です。
エアコンの中は、光が当たりにくく、暗いため、ダニにとって好きな環境になります。
自分でできるエアコンのダニ退治
![エアコンにはダニがいる!エアコンのそうじ方法とダニ対策を紹介](https://dani-sos.com/wp-content/uploads/2022/06/air-conditioner-dani04.jpg)
![エアコンにはダニがいる!エアコンのそうじ方法とダニ対策を紹介](https://dani-sos.com/wp-content/uploads/2022/06/air-conditioner-dani04.jpg)
エアコンで増えたダニによる健康被害を減らすためには、定期的なそうじが大切です。
ここでは、自分でできるエアコンのそうじ方法と、ダニが増えない予防法を紹介します。
エアコンのそうじ手順
感電などの事故を防ぐために、そうじ前にコンセントをぬきましょう。
エアコンのフィルターは、エアコンカバーを開けると簡単に取り外せます。
フィルターを外したら、表面につくホコリを掃除機で吸いとります。
ホコリを吸いとったあとは、洗剤やブラシなどでそうじするのがオススメです。
洗ったあとは、しっかりと乾かしましょう。
エアコンの外側につく、ホコリやよごれをとります。
特にエアコンの上は、ホコリがたまりやすく、手が届きにくい場所です。
ハンドワイパーなどを使い、しっかりとホコリを取りましょう。
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クイックルワイパーハンディが、エアコンの上をそうじするのにオススメです。
長い毛がホコリをからめとるから、下に落ちるホコリの量が減りますよ。
フィルターを乾かしている間に、内部のそうじを行います。
吹き出し口には、ホコリやカビが目に見えることもあるでしょう。
ぬれた雑巾などでしっかりと拭きとります。
よごれがひどい場合などは、中性洗剤をつけて拭きとり、最後に乾拭きします。
フィルターを外したことで露出(ろしゅつ)した冷却フィンは、掃除機をかけます。
冷却フィンの露出部分も、よごれがひどい場合は、乾いた雑巾でよごれを拭きとりましょう。
冷却フィンはぬれている雑巾を使用すると故障の原因になります。
エアコンのそうじが終わったらフィルターを戻し、床に落ちたホコリを掃除機で吸いとります。
エアコンから落ちたホコリには、ダニがいます。
必ず最後に床のそうじを行いましょう。
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エアコンから出たホコリには、ダニがたくさんいます。
そうじするときは、マスクをつけるのをお忘れなく。
エアコンにダニを増やさない予防法
- 2週間に1回はエアコンのそうじを行う
- エアコンを切るときは、送風運転後に切る
- エアコンのシーズンが始まるときと終わるときにそうじする
エアコンをそうじした後は、ダニをできるだけ増やさないように予防をしましょう。
エアコンのフィルターや吹き出し口などは、見た目にホコリが無くても汚れています。
2週間に1度程度は、そうじをしましょう。
また、エアコン内の湿度が高くならないように、エアコン使用後は送風運転を1時間程度行うことがオススメです。
送風運転をすると、エアコン内が乾燥でき、ダニやカビが増えにくい環境を作ることができます。
エアコンシーズンの始まりと終わりには、必ずそうじをしましょう。
おまけ:お掃除機能つきエアコンは効果があるの?
- お掃除機能つきエアコンはフィルターをそうじしてくれる機能
- エアコンの中はそうじされない(冷却フィンや吹き出し口など)
最近は、エアコンの性能もが向上し、お掃除機能つきエアコンの販売がされています。
お掃除機能つきエアコンの多くは、フィルター部分をそうじしてくれるものです。
エアコンの中の冷却フィンや吹き出し口は、ほとんどの場合そうじされません。
お掃除機能つきエアコンは、フィルターにつくホコリを、自動でそうじしてくれます。
しかし、すべてのホコリをきれいに取りのぞけるわけではありません。
定期的にフィルターを外して、自分でそうじする必要があります。
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お掃除機能つきエアコンは中までしっかり、そうじされると思っていたわ。
エアコンにひそむダニは健康被害を引き起こす
![エアコンにはダニがいる!エアコンのそうじ方法とダニ対策を紹介](https://dani-sos.com/wp-content/uploads/2022/06/air-conditioner-dani03.jpg)
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- くしゃみ
- 鼻水
- 喘息
- 目のかゆみ
エアコンにひそむダニよる健康被害は、アレルギーです。
特に、くしゃみや鼻水、喘息、目のかゆみなどの症状があらわれます。
アレルギーの症状があらわれる原因は、エアコンから吐き出される空気にダニの死がいやフンが含まれるからです。
エアコンは、ダニやカビにとって最高の環境。
たくさんのダニが発生していると、ダニの死がいやフンが増えるのも当然です。
エアコンの中にたまったダニの死がいやフンは、空気を吐き出すとき一緒に出てきます。
知らないあいだに、アレルギーの原因が、部屋中にまき散らかされているかもしれませんよ。
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エアコンの中のそうじはプロに頼みましょう
![エアコンにはダニがいる!エアコンのそうじ方法とダニ対策を紹介](https://dani-sos.com/wp-content/uploads/2022/06/air-conditioner-dani05.jpg)
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冷却フィンの中までしっかりそうじしたいときは、業者に頼むのがオススメ。
個人で冷却フィンの中まで、しっかりとそうじするのは難しいからです。
近年は自宅で簡単にエアコンそうじができる、エアコン洗浄スプレーが販売されています。
500円くらいから購入でき、簡単に洗浄できるということで、使っている人も多いかもしれません。
しかし、エアコン洗浄スプレーを使うことで、逆にカビを発生させる原因になることも。
洗浄液がエアコン内部に残り、カビだけでなくサビの原因にもなってしまいます。
エアコンのそうじ業者は、高圧洗浄機などを使い、中までしっかりとそうじしてくれます。
相場は1回1万円程度と高価で、依頼するのをためらってしまいますよね。
ダニやカビによる健康被害を考えると、しっかり中までそうじしてもらうのがオススメです。
可能であれば、1年に1度エアコンの使用をはじめる前に、依頼すると良いでしょう。
お掃除機能があるエアコンは、エアコンそうじをしてくれない業者もあります。
また、通常のそうじ料金よりも、高い値段設定になっている場合があります。
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わたしも今まで市販の洗浄スプレーを使っていたけど、業者のエアコンクリーニングを検討することにします。
まとめ
![エアコンにはダニがいる!エアコンのそうじ方法とダニ対策を紹介](https://dani-sos.com/wp-content/uploads/2022/06/air-conditioner-dani06.jpg)
![エアコンにはダニがいる!エアコンのそうじ方法とダニ対策を紹介](https://dani-sos.com/wp-content/uploads/2022/06/air-conditioner-dani06.jpg)
- エアコンにはカビだけでなくダニも生息する
- ダニが増えると、アレルギーなどの健康被害がでる
- ダニを増やさないためには、定期的にそうじをする
夏場や冬場には、生活するうえで必要不可欠なエアコン。
そんなエアコンは、ダニにとって最高の場所です。
定期的にそうじをして、ダニが増えにくい環境を作ることが重要と言えるでしょう。
ときには業者にそうじを依頼して、きれいなエアコンで快適にすごしたいですね。
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