もうダニに悩まされたくない
どう対処したら家の中からダニはいなくなるの?
こういった悩みにお答えします。
ダニって本当にやっかいですよね。
私も子どもがダニに刺されてしまった時は、めちゃくちゃ落ち込みました。
ダニって、刺されたらすごく腫れてかゆくなるし、鼻炎や喘息(ぜんそく)を引き起こしたりするので、放ってはおけない存在です。
特に小さいお子さんがいる家庭では、ダニ被害にあわないように守ってあげたいですよね。
だけど家の中にいるダニは小さくて目に見えないので、普段通りの掃除だけで大丈夫なのか心配…
そこで今回は、確実にダニを減らすための対処法をまとめてみました。
きちんと対処すればダニ被害とは無縁の生活を手に入れられますので、ぜひこの記事を参考にしてくださいね。
この記事を読むと、家の中のダニへの対処法とダニを増やさないポイントが分かります。
ダニの弱点は熱と乾燥!ダニが繁殖しやすい場所は4つ
ダニ退治するには、まずダニが繁殖しやすい場所と、ダニの弱点を知っておくことが大切です。
- 50℃の熱で20~30分で死滅
- 60℃以上の熱で一瞬で死滅
- 湿度60%以下で繁殖力低下
- 40~50%になると5日~11日間で脱水のため死滅
- 布団・枕(寝具類)
- カーペット・じゅうたん
- ソファ(布製)
- クローゼット・押し入れ
ダニの死骸やフンもアレルギーの原因になるので、必ず除去しましょう。
ダニが繁殖しやすい場所別の対処法を紹介!
ダニが繁殖しやすい場所別に対処法を紹介します。
布団・枕(寝具類)
布団・枕(寝具類) ⇒ 布団乾燥機+布団クリーナー
布団や枕などの寝具は、ダニが最も繁殖しやすい環境です。
ダニの餌となる人間のフケや垢などがたまりやすく、湿度や温度も高いので、ダニにとっては最高に居心地がよい場所なのです。
でもシーツやカバーは毎日洗濯できないし、布団を干すのも天候に左右されるのでなかなかタイミングがなかったりしますよね。
布団のダニが気になるときは、布団乾燥機と布団クリーナーの併用をおすすめします。
布団乾燥機でダニを退治したあと、死骸を布団クリーナーでしっかり吸い取ることが重要です。
あまり手間を掛けたくない方は、ダニ捕りシートを敷布団に入れておくと安心です。
布団乾燥機も布団クリーナーもきちんと説明書通りに使わないと、効果が半減しちゃいますよ!
カーペット・じゅうたん
カーペット・じゅうたん ⇒ 掃除機がけ+ダニ捕りシート
カーペットやじゅうたんは、ダニの餌が豊富にあります。
家族が集まる場所ですし、ジュースやお菓子を食べたりすることも多い場所です。
掃除機をこまめにかけていても、それだけでは生きているダニを完全には除去できないんです。
ダニ対策にはカーペットやじゅうたんを敷かないのが一番なのですが、なかなかそうはいきませんよね。
カーペットやじゅうたんのダニには、掃除機がけにプラスして、ダニ捕りシートを使用すると効果的です。
駆除効果の高いダニ捕りシートは、本当にダニの悩みから解放してくれます。
我が家もダニ捕りシートに救われたわ!
ソファ(布製)
ソファ(布製) ⇒ 掃除機がけ(布団クリーナー)+ダニ捕りシート
ソファもカーペットと同じく、家族が長時間過ごし、飲食もする場所なのでダニの餌だらけです。
また、カーペットほど掃除の頻度も高くないので、ダニが繁殖しやすくなります。
ソファは掃除機もかけにくいし、カバーも洗うのが大変。
クッションの隙間に入り込んだ食べカスなどは、見なかったことにしたくなりますよね。
ソファのダニにも、掃除機がけプラスダニ捕りシートを置くと安心です。
我が家の掃除機は、コードレスのスティックタイプで布団用のノズルも付いていないため、ソファにも布団クリーナーを使用しています。
布団専用なので吸引力が強く、たたき機能もあるので頼もしいです。
我が家は布団クリーナーが大活躍!
クローゼット・押し入れ
- 収納物を全部出す
- クローゼット・押し入れの中のホコリを吸い取る
- クローゼット・押し入れの中の湿気を逃がすため、数時間開けっ放しにして風を通す
- ダニを除去した収納物を戻す
クローゼットや押し入れは、湿気がこもりやすく、ホコリもたまりやすいので、ダニが増えやすい場所のひとつです。
しょっちゅう開けない場所ですし、掃除の頻度も低くなりがちです。
リビングや水回りの掃除だけでも大変なのに、クローゼットや押し入れの中まではなかなか手が回らないですよね。
収納した布団の中で繁殖したダニが拡散することで、ほかの寝具や衣類にまでダニが移ってしまう可能性が高いです。収納物のダニ対策も必須ですね。
もしダニが繁殖してしまったら、対処するのが一番大変な場所かもしれません。
一度収納物をすべて外に出して、クローゼットや押し入れの中を掃除する必要があります。
衣類のダニは、洗濯したあと乾燥機にかけると熱で死にます。
アウター等はクリーニングで、ダニがいるかもしれないと伝えて対処してもらいましょう。
布団は布団乾燥機と布団クリーナーを使い、しっかり吸い取ったら、ダニ捕りシートをはさんでおくと残ったダニの繁殖を防ぐことができます。
クローゼットや押し入れには防虫剤だけでなく除湿剤も入れましょう!
ダニ被害にあわないために日ごろからできる対策7つ
- こまめに換気をして家の中に湿気をためない
- 天気の良い日はクローゼットや押し入れを開けたままにしておく
- 布団は起きたらすぐにたたむ
- ベッドの掛布団はめくっておく
- 布団シーツや枕カバーはこまめに洗濯する
- できるだけソファの上でお菓子を食べない
- カーペットやじゅうたんはこまめに掃除する
ダニは増えてしまうと対処するのがとにかく大変。
日ごろからダニを増やさないよう対策しておくのが最も大切です。
ダニの繁殖力はすさまじく、何も対策しなければ間違いなくダニ被害は拡大します。
ダニの餌である、人間の髪の毛やフケ、垢、ペットの毛や餌、食べカス、ホコリ、カビ菌などを取り除くために毎日の掃除は欠かせません。
しっかり換気をして、家の中に湿気をためないことも重要です。
ですが、仕事を持つ方はもちろん、専業主婦(夫)であっても家の中を毎日完璧に掃除することは難しいですよね。
忙しくてなかなか掃除が行き届かない場合は、便利な家電製品や掃除器具に頼ることも必要です。
ダニが繁殖しやすい場所には、日ごろからダニ捕りシートを置いておけばひとまず安心です。
- ロボット掃除機(水拭き機能付きもあり)
- 乾燥機付洗濯機
- 布団乾燥機、布団クリーナー
- サーキュレーター(雨の日の洗濯物やクローゼット等の換気に)
- コロコロ(カーペットだけでなく、ソファや布団のゴミやホコリに)
- フローリングワイパー(ホコリのたまりやすいソファ下などに)
- マイクロファイバー製お掃除手袋(細かい部分の掃除に便利、そのまま洗って干すのも簡単)
活用できるものは積極的に利用して、家族のためにもダニのいない快適な家にしたいですね。
まとめ
ダニ被害は、日ごろからダニを増やさないことが一番ラクな対処法です。
目に見える被害が出てくる前に対処しましょう。
ダニが好む環境を知っているだけで、ある程度の対策はできるはずです。
いくら掃除が行き届いていても、ダニが一匹もいない家なんてありません。
あまり神経質にならず、ある程度ダニ退治できたら増やさないことを目標にするといいですね。
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