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・イエダニとツメダニってどんなダニ?
・イエダニとツメダニは人を刺すの?
・刺されたときの症状は?対処法が知りたい
こういった悩みにお答えします。
「イエダニ」「ツメダニ」。
名前は聞いたことがあるけど、どんなダニなのかあまり知らない方もいますよね。
ダニの被害として有名なのは、ヒョウヒダニの死骸やフンが原因で起こるアレルギー。
しかし、イエダニとツメダニの被害は人を刺すことです。
「知らぬ間にイエダニとツメダニが家中に大量発生していて、たくさん刺された」なんて恐ろしいですよね。
この記事を参考に、イエダニとツメダニの対策をしてくださいね。
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この記事を読むと、イエダニとツメダニの特徴や刺された時の対処法、駆除方法などがわかります。
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イエダニについて
![イエダニとツメダニは人を刺す!刺された時の症状と対処法を紹介](https://dani-sos.com/wp-content/uploads/2022/10/iedanitsumedani1.jpg)
![イエダニとツメダニは人を刺す!刺された時の症状と対処法を紹介](https://dani-sos.com/wp-content/uploads/2022/10/iedanitsumedani1.jpg)
- イエダニの特徴
- イエダニに刺された時の症状
- イエダニに刺された時の対処法
- イエダニの駆除方法
- イエダニの予防方法
ここでは、イエダニについて5つ紹介します。
イエダニとはネズミに寄生するダニのことです。
最近では、家にネズミが住み着くことが減っているため、イエダニの被害は減少しています。
しかし、繁華街や下水にはまだまだネズミがいますよね。
そのネズミに寄生し、倉庫や学校、ビルなどの施設にイエダニが生息している可能性が。
家の中だけではなく、さまざまな場所でイエダニに注意が必要といえます。
イエダニの特徴
餌 | ネズミ、哺乳類の血液 |
生息場所 | ネズミの体・巣 |
体長 | 0.6〜1.0mm |
発生時期 | 5月頃から発生し、6月〜9月が最も活発 ※人への被害もこの時期に集中する |
イエダニは基本的にネズミに寄生するため、人への被害はあまりないように感じますよね。
しかし、イエダニはネズミに寄生して家に侵入し、ネズミの巣で繁殖します。
宿主のネズミが死んだ場合や、イエダニの数が増えすぎると、別の場所に移動して生息。
移動した先に人がいた場合、人を吸血するのです。
- 畳やカーペット
- 布団
- こたつ
- 床の割れ目などの暗がり
家の中では特に上記の箇所に注意してください。
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普段は屋外のネズミに寄生しているよ。
イエダニに刺された時の症状
イエダニに刺されると赤いポツポツとした発疹が複数箇所現れ、かゆくなります。
イエダニの体液が人の体内に入り、アレルギー反応を起こしていると考えられるからです。
発疹やかゆみは刺された直後に出るわけではありません。
翌日以降に症状が現れ、3日〜1週間ほど続きます。
イエダニは夜間に活動し、比較的に肌の柔らかい部分を好んで刺すケースが多いです。
特に下腹部や脇の下、太ももなどに症状が出た場合は、イエダニの被害といえます。
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イエダニに刺されると水疱(すいほう)ができます。
この水疱がイエダニによる被害かを見分けるポイントです。
イエダニに刺された時の対処法
イエダニに刺された可能性がある場合は、皮膚科を受診しましょう。
薬を塗らないと跡が残り、きれいに治らないからです。
イエダニに刺された場合、複数の発疹と強いかゆみが出ます。
薬を塗らず掻きむしってしまうと、刺された部分が黒ずみ、きれいに治せません。
皮膚科を受診した上で、処方してもらった薬を塗りましょう。
また、イエダニはもともとネズミに寄生しており、吸血を介して感染症を引き起こす恐れがあります。
自己判断せず症状に合わせて専門機関を受診しましょう。
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イエダニの駆除方法
イエダニを駆除するには「ネズミの駆除」「ネズミの巣の撤去」「イエダニの駆除」を同時に行う必要があります。
ネズミの駆除だけを行うと、イエダニが家中に移動してくるからです。
基本的にイエダニはネズミに寄生していますが、吸血のとき以外はネズミの巣に生息しています。
宿主のネズミが死んだり別の場所に移動した場合は、寄生先を探してネズミの巣から家の中に出てくるのです。
ネズミの駆除方法は毒餌(どくえ)や薬剤など自分で行えるものもあります。
しかし、ネズミの巣は天井裏や畳の下など見つけにくい場所にあることがほとんど。
専門業者に依頼をして、1日でも早くネズミの駆除と巣の撤去をしてもらいましょう。
また、イエダニはくん煙剤を使用する、畳やカーペットにスプレーを撒くことで駆除できます。
イエダニだけではなく、同時にネズミの駆除、巣の撤去を行いましょう。
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イエダニに刺されたら家のどこかにネズミが必ずいます。
自分で駆除するには根気と相当な勇気が必要なので、専門業者に依頼してすぐに駆除してもらいましょう。
イエダニの予防方法
イエダニを予防するには、ネズミを家に侵入させないことが大切。
ネズミに寄生するダニだからです。
もともと、イエダニは外にいるネズミに寄生します。
そのため、ネズミが侵入しなければ家の中にイエダニが生息することは、ほとんどありません。
ネズミは主に、換気扇やエアコンの室外機、屋根の隙間から侵入します。
侵入経路となりそうな箇所は塞いでおきましょう。
また、壁をよじ登れるため、高層階に住んでいるかたも注意が必要です。
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ネズミを絶対に家に侵入させないこと!
これが一番大切です。
ツメダニについて
![イエダニとツメダニは人を刺す!刺された時の症状と対処法を紹介](https://dani-sos.com/wp-content/uploads/2022/10/iedanitsumedani2.jpg)
![イエダニとツメダニは人を刺す!刺された時の症状と対処法を紹介](https://dani-sos.com/wp-content/uploads/2022/10/iedanitsumedani2.jpg)
- ツメダニの特徴
- ツメダニに刺された時の症状
- ツメダニに刺された時の対処法
- ツメダニの駆除方法
- ツメダニの予防方法
ここでは、ツメダニについて5つ紹介します。
ツメダニとは、捕食性のダニです。
大きな爪をもっているため、ツメダニと呼ばれています。
基本的には、他のダニや小昆虫の体液を吸うため、積極的に人を刺しません。
誤って人を刺すケースが多いと言われています。
ツメダニとはの特徴
餌 | ヒョウヒダニ、コナダニ、小昆虫など |
生息場所 | カーペット、畳 |
体長 | 0.3〜1.0mm |
発生時期 | 梅雨から秋口に増殖 ※8月〜9月に人への被害が集中する |
ツメダニは、梅雨から秋口に増殖します。
被害が集中する時期は8月〜9月です。
ツメダニはヒョウヒダニ、コナダニ、小昆虫などの体液を餌としています。
そのため、餌となる虫がいる場所にツメダニも多く発生します。
積極的に人を刺しませんが、誤って人を刺すことで刺咬症(しこうしょう)の原因になるのです。
- 畳やカーペット
- 布団
- こたつ
- 乾燥食品類の近く
家の中では特に上記の箇所に注意してください。
ツメダニに刺された時の症状
ツメダニに刺されると赤いポツポツとした発疹が複数箇所現れ、かゆくなります。
ツメダニの体液が人の体内に入り、アレルギー反応を起こしていると考えられるからです。
発疹やかゆみは刺された直後に出るわけではありません。
翌日以降に症状が現れ、1週間ほど続きます。
ツメダニは膝や腕、首から胸など、さまざまな部分を刺すケースが多いです。
布団や畳などに接する部分が被害を受けやすいと言われています。
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ツメダニに刺されると水疱(すいほう)ができません。
イエダニとの違いはこの水疱にあります。
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ツメダニに刺された時の対処法
ツメダニに刺された可能性がある場合は、皮膚科を受診しましょう。
薬を塗らないと跡が残り、きれいに治らないからです。
ツメダニに刺された場合、複数の発疹と強いかゆみが出ます。
薬を塗らず掻きむしってしまうと、刺された部分が黒ずみ、きれいに治せません。
かゆみを抑えるステロイドが処方されるケースが多いです。
しかし、跡を残さず治したい場合は自己判断せず、皮膚科で処方してもらった薬を塗りましょう。
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自己判断で市販薬を使用すると却って長引く可能性があります。
皮膚科を受診することが一番早く治す方法です。
ツメダニの駆除方法
ツメダニを駆除するには、ダニ取りシートや殺虫スプレーを使用しましょう。
ツメダニだけでなく、餌となるヒョウヒダニやコナダニも駆除できるからです。
ダニ取りシートはベッドの下やソファーの下なに設置するだけ。
とても簡単にダニの駆除ができます。
殺虫スプレーは畳やカーペット、布団などダニが好む場所にスプレーするだけ。
殺虫成分が入っているので、小さな子供やペットがいる家庭は注意事項をよく読んでから使用してください。
![](https://dani-sos.com/wp-content/uploads/2022/08/ダニが死ぬ温度は-40℃って本当?-高温で確実に死滅させる方法を-解説-300x158.jpg)
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ツメダニの予防方法
ツメダニの予防方法はツメダニが好む環境を作らないこと。
自ら好まない環境には生息しないからです。
まずは、ツメダニの餌となる、ヒョウヒダニやコナダニが発生しないようにしましょう。
ヒョウヒダニは人のフケや垢、髪の毛を餌としています。
基本的に埃があるところには、ヒョウヒダニが大量にいると考えてください。
こまめに掃除機がけをして、ホコリを溜めないようにしましょう。
また、部屋の換気をしっかりと行い、部屋の湿度が60%以上にならないように注意が必要です。
さらに、布団はダニにとって絶好の住処。
布団乾燥機を使用すれば、一気にダニを死滅させられます。
ダニの死骸を布団クリーナーできれいに吸い取ることを忘れないでくださいね。
![](https://dani-sos.com/wp-content/uploads/2022/01/ダニが繁殖しやすい-のは高温多湿-の時期!-300x169.jpg)
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![](https://dani-sos.com/wp-content/uploads/2022/08/ダニの死骸-放っておくと危険!-300x158.jpg)
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まとめ
この記事では、イエダニとツメダニについて詳しく紹介しました。
イエダニはネズミに寄生し吸血するダニで、ツメダニはヒョウヒダニやコナダニの体液を吸うダニ。
どちらのダニも人を刺すので、注意が必要です。
イエダニとツメダニは刺された時の症状が似ていますが、水疱の有無が見分けるポイント。
ただ、必ずしもイエダニ、ツメダニによるものとは限りません。
刺された可能性がある場合は、自己判断せず皮膚科を受診しましょう。
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