ほこりの中にダニはどのくらいいるの?
ほこりってどうやって掃除すればいいの?
ほこりを吸ったときにダニ被害はあるの?
こういった悩みにお答えします。
ほこり1gの中に、ダニは1,000匹以上生息しています。
家の中でほこりをそのままにしておくと、家の中がダニだらけになってしまいます。
ダニのいるほこりを吸ってしまうと、目のかゆみやくしゃみが出るなどの軽いトラブルだけでなく深刻化するケースも。
こまめに掃除するのがよいとは分かっていても、忙しくてなかなか時間がとれませんよね。
今回はほこりの掃除方法と、ほこりによるダニ被害についてご紹介します。
この記事を読むと、効率的にかんたんに掃除できる方法とほこりによるダニ被害がわかりますよ。
ほこりの中にダニはたくさんいる
ほこり1gの中には、ダニが1000匹以上います。
ダニは、これらの環境で生息しやすいです。
- 温度が25℃前後
- 湿度が70%前後
- 餌がある
また、家の中ではこの環境が整いやすいのです。
ほこりは、ダニの餌となる人の髪の毛や皮脂、食べかすが含まれており、ダニにとっては絶好の居場所となってしまいます。
家の中でダニは見たことがないわ。
本当にいるの?
ダニがいるかなんて、全然わからないですよね。
わからないところが、ダニの怖いところです。
家の中にいる代表的なダニであるチリダニは、身体の大きさが0.3mm前後しかありません。
そのためダニは肉眼でほぼ見ることができません。
家の中のほこりを放置しておくと、気付けば家の中はダニだらけ、なんてことも。
ダニだらけにならないよう、しっかりとほこり対策をすることが必要なのです。
目には見えなくても、ほこりの中はダニだらけです。
ダニのいるほこりの掃除の注意点4つ
- 朝一番に行う
- 高いところから先に行う
- 掃除機は最後にかける
- こまめに行う
ほこりって簡単に舞い上がるよね。
掃除するときは何に気を付けたらいいんだろう。
ほこりは掃除の仕方を工夫するだけで、かんたんに掃除することができます。
注意点を知り、ダニ被害から身を守りましょう。
どんなことに気を付けたらいいんだろう。
具体的に説明するね!
1.朝一番に行う
掃除は、朝一番に行いましょう。
なぜなら、夜寝ている間にほこりが空気中から下に落ちているからです。
日中はみんなが動いているので、ほこりが舞い上がってきれいに掃除することができません。
朝には掃除を終わらせてしまいましょう。
でも、朝は忙しく、なかなか掃除に時間をかけていられないですよね。
ほこりは壁際に落ちやすいとされています。
だから、最低限、壁際だけでも掃除してしまいましょう。
掃除は、みんなが活動してほこりが舞い上がる前の、朝一番に行うと効果的です。
日中は空気清浄機を使うのも良いですよ!
2.高いところから先に行う
掃除は高いところから順番に行いましょう。
照明や家電、棚などを掃除した後に、床掃除を行うと良いですよ。
床から行ってしまうと、上のほうを掃除したときに、再度床にほこりが落ちてしまうからです。
また、上のほうを掃除する際は、ほこりが舞い上がらないよう、ハンディモップなどを使用してみてはいかがでしょうか。
床を後で掃除するとはいえ、むやみにほこりは舞い上がらせたくないですもんね。
ほこりをきれいになくすためにも、余力があれば水拭きも行いましょう。
ほこりを掃除するときは、舞い上がらせないように気を付けて!
3.掃除機は最後にかける
掃除機をかけることにより、ほこりは舞い上がってしまいます。
ほこりが舞い上がらないように、モップなどをかけてから、掃除機を用いましょう。
ほこりを掃除する際に重要なことは、空気中にほこりを舞い上がらせないことです。
なぜなら、空気中に舞い上がると掃除できないからです。
それどころか、舞い上がったほこりを吸うことにより、ダニアレルギーになってしまいます。
掃除をしているのに、アレルギーになってしまっては嫌ですよね。
モップなどでそーっとほこりを取り除いた後、大きなごみを掃除機で吸いましょう。
最後に水拭きすると、より完ぺきです!
4.こまめに行う
掃除を行う際は、まとまった時間をとり丁寧に行うより、こまめに行いましょう。
一日一回掃除を行えたら良いですが、無理はせず、自分のできる範囲で行いましょう。
放置をし、ほこりがこびりついたら、掃除はとても大変になってしまいます。
ほこりがかんたんに取れるうちに、掃除を行ってしまいましょう。
しかし、さっととはいえ、毎日隅々まできれいに掃除することは大変ですよね。
ほこりが最も多くたまる箇所は床だと言われています。
家具や家電を後回しにしても、床だけは毎日掃除を行いましょう。
毎日ダニアレルギーを恐れ、長時間掃除しなくても大丈夫です。
短時間で問題ないです。
たまにの大掃除で、ほこりのたまりにくい背の高い家具や照明カバーから、徹底的にほこりを取り除いてあげましょう。
ただし、ダニアレルギーの症状が出た場合は、こまめにに掃除を行わないと危険です。
無理せずに行える範囲で、掃除を行いましょう。
ほこりのたまりにくい場所は毎日じゃなくても大丈夫!
ほこりはダニアレルギーの原因
- アトピー性皮膚炎
- 喘息
- 鼻炎
- 結膜炎
ほこりの中に、ダニはたくさん住んでいます。
ダニは死骸となると、身体から水分が抜けて軽くなります。
軽くなったダニの死骸は、ほこりと一緒に空気中に舞い上がり、人が吸い体内に入ることによりダニアレルギーの原因となります。
また、死骸となったほうが生きている時より小さくなり、さらに肉眼で見ることが難しいです。
ダニは目に見えないので、気付けばダニアレルギーになってしまうのです。
ダニアレルギーになると、
- アトピー性皮膚炎
- 喘息
- 鼻炎
- 結膜炎
などの症状が出てしまいます。
人の体に入らなくても、食べ物に付着し、食中毒の原因となることも。
ダニは死骸となっても、ほこりを乗り物にして動き、人に迷惑をかけるだなんて嫌ですね。
また、ダニは、湿度がないと生きるのが難しく、そのため空気が乾燥する秋にはほぼ死滅してしまいます。
そのため、一年のうちで特に秋は注意が必要!
ダニアレルギーの疾患は、一度発症してしまうと、治すことが難しいです。
ほこりは放置せず、しっかりと掃除を行いましょう。
対策さえすれば、ダニアレルギーも怖くないよ!
まとめ:ほこりには目には見えないダニがいっぱい
ダニはとても小さくて目には見えません。
そのため、ほこりの中にどれだけ大量にダニが潜んでいても気づくことができません。
知らず知らずのうちにダニアレルギーになってしまう、なんてことも。
ほこりの掃除は、かんたんに行えます。
毎日の掃除で、ダニアレルギーから身を守りましょう。
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