ダニ退治にスチーム機能なしのアイロンは使える?
アイロンを使ったダニ対策が知りたい!
こういった悩みについて答えていきます。
ダニ退治にはアイロンのスチームなしよりも、「スチーム機能があるアイロンの方が断然効果」があります。
しかも薬剤を使わずにスチームだけでダニ退治ができるので、小さなお子さんやペットがいても安心して使えるのがいいですよね。
ですが、スチームアイロンでの正しい対処法を知らないと、ダニが余計に増殖する怖れがあります。
ここではスチームなしがダニ退治に向かない理由や、スチームアイロンが良い理由とスチームを使ったダニ退治の方法などをお伝えしています。
おすすめのスチームアイロンも紹介しているので、
参考にしてみてくださいね!
【ダニ退治に不向き】アイロンのスチームなしが不十分な理由
- ダニ退治は表面しかできない
- 生地を傷めたり焦がしてしまう可能性がある
アイロンのスチームなしの場合、ダニ退治には向きません。
なぜなら、スチームなしのアイロンだと熱は表面だけにしか伝わらないからです。
ダニは、表面だけではなく内部にも潜んでいます。
そのため全てのダニを死滅させることができません。
アイロンのスチームなしではダニ退治が不十分なまま終わってしまい、残念な結果で終わってしまうのです。
それにスチームなしのアイロンでダニ退治をする場合は、素材によって生地を傷めたり焦がしてしまう可能性もあるので注意が必要になってきます。
スチームアイロンとは?
〇高温の蒸気だけで衣類のしわを取ることができるアイロンのこと
【ダニ退治に効果的】スチームアイロンがオススメな理由3つ
- 生地の内部まで熱が届く
- 確実にダニを退治できる
- 準備・片付けがラク
アイロンでダニ退治をする場合は、蒸気の出る「スチームアイロン」がおすすめです。
スチームアイロンの代わりに、衣類スチーマーでもダニ退治に効果があります。
では、3つの理由をくわしくお伝えしていきますね。
スチームアイロンは、衣類のしわを取るための機能なんだけど、ダニ退治にも有効なのね!
衣類スチーマーは、アイロン台なしで熱と水蒸気で使える便利アイテムだよ。
生地の内部まで熱が届く│奥底に潜んだダニも退治!
〇オススメな場所
・カーペットや絨毯
・布製のソファ
・ぬいぐるみ など
✕オススメではない場所
(※厚手の生地の場合は、内部まで十分に届かないことがあるため)
・お布団
・ざぶとん
・畳 など
ダニ退治には、生地の内部まで熱が届くスチームアイロンがおすすめ。
スチームアイロンは、奥に潜り込んでいるダニまで100度以上の熱を送り込むことができるから一瞬で死滅させる効果があります。
ですが、厚手のものだと内部まで届かないため全てのダニを退治できない可能性があります。
スチームアイロンがあると、気になったときにサッとダニ退治ができて便利ですね。
蒸気が高温だから、脱臭・除菌の効果もあるよ!
確実にダニを退治できる│100度以上の蒸気を噴射!
ダニは、60度以上の熱で一瞬で死滅することができます。
そのため100度以上の高温が出るスチームは、確実にダニを死滅できるのでダニ退治にピッタリなのです。
ただし、100度以上の蒸気を噴射(ふんしゃ)するため、生地によっては傷めたり変色する可能性もあります。
素材によりアイロンが使用不可と表示されているものもあるので、事前にタグの表示を確認しておきましょう。
スチームアイロンは、思い立ったらすぐにダニ退治ができるところが良いですね。
家にある道具でダニ退治ができるなんて便利!
〇生地を傷めないための工夫
・数センチほど離した場所からスチームをあてる
・あて布をあてる など
準備・片付けがラク│時間をかけずにできる!
〇準備・片付けがラクなポイント
・電源を入れてから温まるまでが早いから準備が早い
・アイロンを置くだけだから場所のスペースをとらない
・片付けも、持ち運びしやすいからすぐしまえる
電源を入れてから温まるのが早いから、すぐに使えるところもスチームアイロンの良いところです。
スチームアイロンの中には、温まるのが20秒以内の立ち上がりが早い商品もあります。
お片付けも、収納ケースの上部に取っ手がついていたり、軽量だったりするので持ち運びがしやすいからできます。
アイロンをかける場所から近い場所に置くと、
使いやすくて片付けも楽ちんだよ!
立ち上がりが20秒以内のスチームアイロンがこちらです。
スチームアイロンを使ったダニ退治│5ステップ
- スチームアイロン
- あてる布(水で濡らして堅く絞った薄手の布)
- 掃除機
スチームアイロンを使って効果的なダニ退治をしましょう。
「カーペットや絨毯」「布製ソファ」などにおすすめです。
素材によってはスチームアイロンが適さないものもあるので、事前に確認をしておきましょう。
麻や綿の素材以外は、注意が必要だよ!
では、5つのステップでご紹介します。
・表面のゴミやホコリをとり、目詰まりを取り除き奥まで熱が行き届くようにするため
・毛の流れに逆らうように、1平方メートルあたり20~30秒程度かける
・スチームアイロンをかける1時間前に部屋を暗くすることで内部に潜んでいるダニを表面におびきよせるため
・布をあてると生地を傷めずにすむ
・1平方メートルあたり10秒~20秒程度奥まで熱が浸透しているか確認しながらしっかりとあてる
・スチームによる湿気が残っているとダニやカビの発生原因につながるので、天日干しでしっかりと乾かす
・ダニの死骸を取り除くため(アレルギーの原因を取り除くため)
・丸洗いできるものは洗濯するのもおすすめ
スチームアイロンで退治したあとは、目には見えませんがダニの死骸が残っています。
ダニの死骸はダニアレルゲンといって、アレルギー症状を引き起こす原因です。
しっかりと掃除機をかけて除去しましょう。
以上が、スチームアイロンを使用してダニを駆除する方法です。
掃除機を2回もかけるなんて面倒だと思ったけど、
どちらも必要な作業なんだね。
【スチームアイロンの選び方】ポイント3つ
- スチームのかかる面積
- コードの有無
- アイロンの重さ
スチーム機能が付いていないアイロンでは、ダニ退治がしっかりできません。
これからスチームアイロンを選ぶなら、アイロンとしてもダニ退治の時にも使いやすい両方の希望が叶うタイプがオススメです。
それでは、スチームアイロンを選ぶときのポイントをお伝えしていきます。
スチームのかかる面積│作業時短につながる!
スチームアイロンを選ぶときには、生地にスチームがかかる面積が広い方がオススメ。
なぜなら、スチームのかかる面積が広い方がそれだけ作業にかかる時間も短縮できるからです。
なるべく短い時間で作業を終わらせたい方に、オススメです。
働いている人や忙しい主婦にとって、わずかな時間でも短縮できるのはとーっても貴重ですね!
コードの有無│「無」がサクサク進む!
スチームアイロンを掛けているときに、コードの長さを気にすることなく使えるのがオススメ。
コードがわずらわしく感じることなく使えるのでサクサク進めることができます。
ただし、使用中に温度が下がるので何度か専用の台において充電することが必要です。
そのため、連続使用時間ができるだけ長いものを選びましょう。
モデルの仕様書の「連続使用時間」や「持続時間」と書かれているところをチェックしてね!
連続使用時間は、90秒くらいが多いよ。2~3分くらいあると
落ち着いてスチームアイロンを掛けられるね。
アイロンの重さ│1キロ以下が疲れにくい!
スチームアイロンは、スチームなしや衣類スチーマーに比べて重いので、なるべく軽量タイプがオススメです。
重くて手が疲れてしまい作業が最後まで終わらなかった……、なんてことにならないためにも。
スチームアイロンを選ぶなら、手が疲れにくい本体が1キロ以下の軽量タイプを選ぶことが大切なポイントになります。
3つの条件を叶えたスチームアイロンはこちらです。
これから購入を考えている方にはオススメ!
まとめ
- ダニ退治にはスチームアイロンが効果的
・生地の内部まで100度以上の熱が届くから、奥に潜んでいるダニを瞬時に死滅できる - スチームアイロンを使った効果的な5ステップのダニ退治法
・「掃除機」→「部屋を暗くする」→「スチームかける」→「乾燥」→「掃除機」 - ダニ退治にも効果的なスチームアイロンの選びかた
・「スチームのかかる面積」「コードの有無」「アイロンの重さ」
アイロンでダニ退治をするなら「スチームなし」ではなく「スチームありのアイロン」が効果的です。
スチームアイロンがあれば、気になったダニの居場所にスチームで瞬時にダニ退治が叶う便利アイテム。
思い立ったらすぐにできるからダニ退治を先延ばしせずに解消できます。
アイロンを掛けるだけではなく、ダニ退治にも使えるスチームアイロンは1台あると便利ですね。
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