子どもがお気に入りのぬいぐるみにいるダニを退治したいのですが…
どうしたらぬいぐるみのダニって退治できるの?
こういった悩みにお答えします。
子どもってぬいぐるみが大好きですよね。
お気に入りのぬいぐるみをずっと肌身はなさずもっていたり、いっしょに寝たり。
でも、ぬいぐるみには子どもの手の汚れや食べカスがついてしまい、ダニがすみつきやすい環境なのです。
どこにでも生息してしまう生命力が高いダニ。
しかも、ダニの死骸(しがい)やフンはアレルギーの原因にもなります。
小さいお子さんはアレルギーの症状が出やすいので、できる限りダニを退治してあげたいものです。
そこで子どもが安心してぬいぐるみで遊ぶことができるためにも、ぬいぐるみのダニを退治する方法を調べました。
お家でできるぬいぐるみのダニの退治方法を中心にまとめました。
この記事を読むと、ぬいぐるみにいるダニを効率的に退治する方法が分かります。
ご自分にあった方法で、ぬいぐるみをきれいにしてあげてくださいね。
ぬいぐるみはデリケートなもの、中にはダニ退治をするのに適していないものがあります。
ダニ退治をおこなう前にしっかりと確認してください。
こちらはダニ退治に適していないぬいぐるみの一例です。
- 中綿がポリエステルではないもの
- 機械や電池が入っているもの
- 素材がウールや革など洗濯に不向きなもの
- 色落ちするもの
- アンティークなものや高価なもの
- 水洗い不可マークが付いているもの
ぬいぐるみのダニ退治は順番が大事
- ダニを駆除(死滅)する
- ダニの死骸(しがい)やフンを取り除く
ぬいぐるみにいるダニを退治するには、順番が大事です。
生きてるダニは熱と乾燥に弱いです。
ダニは、温度を60℃以上にすれば一瞬で死滅、温度が50℃~60℃であれば死滅するのに20分~30分かかります。
ぬいぐるみにいるダニを退治するには、まず熱で生きているダニを死滅させます。
熱でダニを死滅させても、そのままではぬいぐるみにダニの死骸(しがい)が残ったままです。
ダニを完全に駆除するのであれば、もうひと手間!
ダニを死滅させた後はしっかりと乾燥させ、ダニの死骸(しがい)やフンを取り除くことが必要です。
ぬいぐるみのダニを退治するには、この順番がポイントです!
押し入れに入れっぱなしになっているぬいぐるみもダニ対策は必要です。
あまり使っていないとは言っても、押し入れの中は温度や湿度があがりやすく、こもりやすいのです。
押し入れはダニにとっては住み心地がよい場所ですので、油断してはいけません。
ぬいぐるみのダニを退治する方法は5つありますので、ひとつひとつ分かりやすく説明しますね。
- お家でできること1|洗濯と乾燥
- お家でできること2|布団乾燥機
- お家でできること3|スチームアイロン
- お家でできること4|天日干し
- コインランドリーやクリーニングを利用する
お家のぬいぐるみにできること|洗濯と乾燥
お家でできるぬいぐるみのダニ退治の1つ目は、「洗濯・乾燥」です。
ダニを熱で駆除したあとは、洗濯してダニの死骸(しがい)やフンを洗い流しましょう。
ぬいぐるみに70℃くらいの熱湯をかけ10分くらいつけておく
浴槽にお湯をはってもOK
手洗い、または洗濯機の「手洗いコース」「ドライコース」を利用する
洗濯機は洗いからからすすぎまで、脱水する場合は1分くらいの短時間でOK
タオルでしっかりと水気をとった後に風通しのよい場所に干す
70℃くらいの熱湯を使うことがポイントです。
70℃くらいの熱湯を使えば、少しくらいお湯が冷えても大丈夫です。
ぬいぐるみの内部までしっかりと熱を伝えるために、10分くらいぬいぐるみを熱湯につけておいた方がいいでしょう。
熱でダニを死滅させた後は、ダニの死骸(しがい)やフンをしっかりと洗い流しましょう。
ぬいぐるみはとてもデリケートなもの。
子どものお気に入りのぬいぐるみがダメになってしまわないように、「手洗い」か洗濯機の「手洗いコース」「ドライコース」を使うのがおススメ。
ぬいぐるみを脱水する場合は洗濯ネットに入れて、1分くらいかけてあげるといいでしょう。
ぬいぐるみをタオルで優しくくるんで脱水する方法もあります。
子どもと一緒にすると、ぬいぐるみへの愛着も増しますよね。
ぬいぐるみを脱水しない場合は、しっかりとタオルでふき取ってから干したほうがいいですね。
洗濯したあとは干すだけ!少し手間はかかりますが、しっかりとダニを退治することができます。
ぬいぐるみの小さな部品やリボンなどがとれないように慎重に!ですね。
お家のぬいぐるみにできること|布団乾燥機
お家でできるぬいぐるみのダニ退治の2つ目は、「布団乾燥機」を使うことです。
ダニを熱で駆除したあとは、掃除機でぬいぐるみについたダニの死骸(しがい)やフンを取り除きましょう。
ぬいぐるみを衣類乾燥袋に入れて熱風(温風)をあてる
布団乾燥機に「ダニ退治モード」がある場合は利用する
しっかりとダニの死骸(しがい)やフンを取り除く
ぬいぐるみの中まで熱を伝えるためにも、衣類乾燥袋に入れることをおススメします。
ぬいぐるみの中までしっかりと熱が伝わらないと、ダニが温度の低い方へ逃げて行ってしまい死滅しません。
そのためにも、30~40分くらいを目安にかけておきましょう。
布団乾燥機を使ってダニを退治したあとは、ぬいぐるみにしっかり掃除機をかけましょう。
掃除機をかけることで、ぬいぐるみに残ったダニの死骸(しがい)やフンを取り除くことができます。
掃除機をかけるのがめんどうな人は、洗濯しても大丈夫です。
お家のぬいぐるみにできること|スチームアイロン
お家でできるぬいぐるみのダニ退治の3つ目は、「スチームアイロン」を使うことです。
スチームアイロンの蒸気は100℃、蒸気でダニを死滅させることができます。
ダニを熱で駆除したあとはしっかりと乾燥させ、掃除機でダニの死骸(しがい)やフンを取り除きましょう。
ぬいぐるみ全体にスチームアイロンをあてる
蒸気で湿っているためぬいぐるみを乾燥させる
しっかりとダニの死骸(しがい)やフンを取り除く
蒸気をぬいぐるみの中まで伝えるためにも、蒸気をしっかりとあてることがポイントです。
ぬいぐるみは高熱に強くないため、スチームアイロンを使うときはあて布を使いましょう。
スチームアイロンを使った後は湿っていますので、ぬいぐるみをしっかりと乾燥させます。
ダニの死骸(しがい)やフンを取り除くためにも、最後にかならず掃除機をかけてくださいね。
最後に掃除機をかけるのがめんどうな人は、洗濯しても問題ありません。
お家のぬいぐるみにできること|天日干し
お家でできるぬいぐるみのダニ退治の4つ目は、「天日干し」をすることです。
ダニが一瞬で死滅するのは60℃、もしくは50℃で20分~30分です。
ふつうに天日干ししただけでは、ぬいぐるみ自体がなかなか50℃以上にはなりません。
効率的に熱を吸収させるためには、ぬいぐるみを黒い袋に入れるといいでしょう。
また、車の中は50℃以上になることもありますので、利用するのもひとつの方法です。
ぬいぐるみの中までしっかりと熱を伝えるためにも、長時間放置することをおススメします。
天日干しの熱でぬいぐるみについたダニを駆除したあとは、掃除機でダニの死骸(しがい)やフンを取り除きましょう。
掃除機をかけるのがめんどうな人は、洗濯しても差し支えありません。
天日干しは天気や季節によるところが大きく、1年中できるダニ対策ではありません。
手間がかかるので時間がない人にはあまりおススメできないのです~
ぬいぐるみをコインランドリーやクリーニングで洗濯する
ぬいぐるみのダニ退治の5つ目は、「コインランドリー」や「クリーニング」を利用することです。
コインランドリーは、ぬいぐるみの数が多い人や大きなぬいぐるみをもっている人にはおススメです。
コインランドリーには60℃以上の熱風処理ができる乾燥機があり、熱風でダニを退治することができるのです。
ぬいぐるみの中までしっかりと熱を伝えるためにも、30分~40分くらいは乾燥機にかけた方がいいでしょう。
ぬいぐるみをしっかり乾燥し終わった後は、ダニの死骸(しがい)やフンを取り除くためにもかならず掃除機をかけてくださいね。
また、ぬいぐるみをクリーニングの業者にお願いすることでダニを退治することができます。
思い出がつまった大事なぬいぐるみなどは、クリーニングにお任せする方が安心かもしれません。
コインランドリーもクリーニングも多少お金はかかりますが、しっかりとダニ対策ができます。
\ 簡単にダニを除去する方法 /
お家のぬいぐるみのダニ退治|まとめ
ぬいぐるみはダニが生存してしまう環境ですので、絶対にダニ対策が必要です。
お家でできるダニの駆除方法をいくつか紹介しました。
それぞれのポイントをしっかりと押さえて、ぬいぐるみにいるダニ対策をしてみましょう。
子どもが好きなぬいぐるみはすぐに汚れてしまいます。
安心して子どもにぬいぐるみを使わせるためにも、日ごろからきれいに保つように心がけましょう。
ぬいぐるみのダニを駆除するだけでなく、メンテナンスも忘れず!
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