ベッドのマットにはダニはいるの?
マットのダニってどうやって駆除すればいいの?
マットをダニ被害から予防するにはどうすればいいの?
こういった悩みにお答えします。
マットは、ダニが潜みやすい環境が整っています。
快適な湿度や温度、エサがあるからです。
布団やシーツとは違い、マットは大きく重く、取り扱いが大変。
マットのお手入れを後回しにしてしまうと、どんどんダニが繁殖してしまい、ダニに刺されるだけでなく、ダニアレルギーになり深刻化することも。
今回はマットにダニが潜みやすい理由と、マットのダニの駆除方法と予防方法についてご紹介します。
この記事を読むと、どうしてマットにダニがいるのかと、マットにいるダニの駆除方法、またマットからダニ被害を予防する方法がわかりますよ。
ベッドのマットにはダニが潜みやすいの?
ベッドのマットにはダニが潜みやすいです。
マットには布団やシーツと違い直接触れていないのにどうして?
実は、マットのダニの多くは掛け布団から来ています。
掛け布団にダニがいれば、マットにもダニが潜んでいる可能性が高いです。
マットにダニが潜んでしまう理由はたくさんあるよ!
4つ紹介するね。
ベッドのマットにダニが潜みやすい理由は4つ!
- 湿気がある
- エサがある
- 潜れる場所がある
- 快適な温度がある
ダニは、
- 温度が25℃前後
- 湿度が70%前後
- エサがある
- 隠れる場所がある
場所で繁殖しやすいです。
マットはダニの繁殖にはうってつけの場所。
そのため、マットにはダニが多く潜んでしまいます。
ベッドのマットにダニが潜みやすい理由について詳しく説明するね。
ダニが潜みやすい理由1.湿気がある
ベッドのマットにダニが潜みやすい理由は、「湿気がある」からです。
寝具は、梅雨時期などの湿気が多い時期だけでなく、寝ている時に出る寝汗により、通年湿気がたまりやすいです。
そのため、寝具は家の中でも湿気のたまりやすい場所。
ダニが一番多いのは寝具とされています。
ベッドのマットは、寝具の中でも大きく動かすのも大変。
あまり動かさないマットは、定期的に干さないと湿気がたまりがちになってしまいます。
湿気がたまりやすいため、マットはダニにとって潜みやすい場所となってしまいます。
ダニが潜みやすい理由2.エサがある
ベッドのマットにダニが潜みやすい理由は、「エサがある」からです。
寝ている間に落ちてしまう髪の毛や皮膚。
ダニは、髪の毛や皮膚もエサにしちゃいます。
マットに直接触れていなくても、シーツなどの隙間から髪の毛や皮膚はマットに落ちてしまいます。
なかなか掃除がしづらいマットは、ダニのエサがたまりがちに。
エサがあるため、マットはダニにとって潜みやすい場所となってしまいます。
人間にとってはゴミでも、ダニはエサにしちゃうんですね!
ダニが潜みやすい理由3.潜れる場所がある
ベッドのマットにダニが潜みやすい理由は、「潜れる場所がある」からです。
ダニは表面にいるより、影に隠れることを好みます。
目に見えない大きさのダニにとっては、マットは分厚く絶好の家。
たとえ薄いマットでも油断は禁物。
放っておくとダニだらけに、なんてことも。
ダニがマットの中にいっぱいいるだなんて嫌ですよね。
マットの奥までダニが入らないよう、ダニ対策をしっかりと行いましょう。
潜れる場所があるため、マットはダニにとって潜みやすい場所となってしまいます。
家によくいるダニの大きさは、0.3mmくらいだよ。
ダニが潜みやすい理由4.快適な温度がある
ベッドのマットにダニが潜みやすい理由は、「快適な温度がある」からです。
暖かい時期はもちろん、たとえ暖房をつけなかった冬でも、人が寝ると布団は暖まってしまいます。
布団を敷きっぱなしにしていると、熱がこもりやすく、ダニが発生する原因に。
定期的に干し、寝具から熱を取り除きましょう。
快適な温度があるため、マットはダニにとって潜みやすい場所となってしまいます。
せめて、布団は畳まなきゃ。
ベッドのマットのダニの駆除方法|2段階
熱や薬剤によって、ダニを死滅させましょう。
生きているダニは掃除機では吸い取りにくいです。
熱で駆除する場合、熱に弱いマットもあるので注意が必要です。
掃除機でダニの死骸をしっかりと吸い取りましょう。
死骸を残したままにしておくとダニアレルギーになることも。
掃除機がけは繰り返し行い、ダニの死骸をマットに残さないようにしましょう。
ダニの死滅のさせ方と掃除機での死骸の吸い取り方について、詳しく説明するね。
Step1.熱や薬剤を用いてダニを死滅させる
まずは、熱や薬剤を用いてダニをしっかりと死滅させましょう。
熱で死滅させる場合、
- 50℃で数十分
- 60℃以上で一瞬
でダニは死滅します。
布団乾燥機を用いると簡単に死滅させることができます。
また、一度では死滅しきれないので、何度か繰り返し行いましょう。
ただし、熱に弱いマットもあるので注意が必要。
薬剤でダニを駆除する場合は、マット専用のものを用いましょう。
ダニ駆除剤やダニ避けシート、ダニ取りシートなどの薬剤があります。
選ぶときは、自分の使いやすいタイプを。
まずは、しっかりとダニを死滅させることが大切です。
熱で駆除するときは、火傷に気をつけて!
Step2.掃除機でダニの死骸を吸い取る
熱や薬剤でダニを死滅させた後は、死骸を掃除機で吸い取りましょう。
ダニの死骸はダニアレルギーの原因となり、咳やくしゃみが出るほか、ぜんそくになってしまうことも。
掃除機で吸い取るときは、マットの奥まで入り込んだダニの死骸も吸い取るようにゆっくり丁寧に行いましょう。
マットの側面や裏面側にもダニの死骸が付いている恐れがあります。
マットは重く、動かすのは大変ですが、マットの全面掃除機がけを!
掃除機をかけることで、ダニのエサとなる髪の毛や皮膚などのゴミも取れ、一石二鳥です。
ダニの死骸をきっちりと吸い取り、ダニ被害から身を守りましょう。
【番外】寝具全てきれいに
ベッドのマットのダニの多くは、掛け布団からきています。
そのため、マットだけをきれいにするだけでは、ダニはまた繁殖することに。
せっかくマットをきれいにしたのに、ダニがまた繁殖したら嫌ですよね。
掛け布団だけでなく、枕カバーやシーツなどはこまめに洗濯し、寝具全てダニ対策を行いましょう。
マット周辺は全部、ダニ対策しちゃいましょ!
ベッドのマットのダニの予防方法2選
- ダニの繁殖を抑えられる寝具を用いる
- 湿気やダニのエサを取り除く
ベッドのマットのダニの予防方法について、いくつか紹介します。
寝具には、ダニ被害を防ぐ効果のあるものが売っています。
マットをダニを繁殖させないよう、日常のお手入れも大切です。
ダニ被害の予防のためにはどんな寝具があるんだろう?
マットのお手入れはどうすればいいのかな?
くわしく説明するね!
予防方法1.ダニの繁殖を抑えられる寝具を用いる
マットのダニ予防は、「ダニの繁殖を抑えられる寝具を用いる」ことです。
ダニの繁殖を抑えられる寝具をいくつか紹介します。
- 防ダニシーツ
- 除湿シート
- マットレスプロテクター
防ダニシーツとは、通常のシーツより隙間が少なく、ダニのエサが落ちにくいシーツです。
除湿シートとは、湿気を取ってくれるシートです。
湿気の溜まりやすいマットの下に敷くと効果的です。
マットレスプロテクターとは、マットレスのカバーで、汚れやダニ被害からマットレスを守ってくれます。
また、お手軽に洗濯のできるものが多いです。
ダニの繁殖を抑えられる寝具を用いることによりダニ被害が抑えられることはもちろん、日頃のマットのお手入れが楽になるものもあります。
便利な寝具を用いることで、簡単にダニ被害を抑えてみてはいかがでしょう。
色々な商品がありますよ。
予防方法2.湿気やダニのエサを取り除く
マットのダニ予防は、「湿気やダニのエサを取り除く」ことです。
マットにダニは、
- 湿気がある
- エサがある
- 潜れる場所がある
- 快適な温度がある
ため、潜みやすくなっています。
潜れる場所の予防は難しいため、湿気、エサ、快適な温度への予防はしっかりと行いましょう。
予防方法をいくつか紹介します。
- 寝室に湿気が溜まらないように、寝室の換気を行う
- マットに湿気が溜まらないよう、マットを干す
- マットからエサを取り除くよう、掃除機をかける
- 快適な温度を取り除くよう、布団は敷きっぱなしにしない
毎日全てを行う必要はありません。
特に、マットを干したり掃除機をかけたりすることは大変ですので、月に2回ほどで構いません。
気軽にできることから始めましょう。
また、マットだけでなく、掛け布団やシーツなど、その他の寝具のダニ対策も大切です。
マットのお手入れを行い、ダニ被害から身を守りましょう。
月二回なら、マットレスのお手入れもできそう!
まとめ|ベッドのマットにダニは潜みやすい
マットは、ダニにとって繁殖しやすい条件が揃っています。
掛け布団などの寝具からダニがマットへ来てしまうので、マットに直接触れていなくてもダニは潜んでしまいます。
熱や薬でダニを死滅させ、その後死骸を掃除機でしっかりと吸い取りましょう。
マットの手入れをする、ダニの繁殖を抑えられる寝具を用い、ダニ被害からの予防も忘れずに。
ダニの駆除や予防を行い、ダニ被害から身を守りましょう。
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