ダニの餌ってなに?
ダニの餌をなくすにはどうしたらいいの?
こういった悩みにお答えします。
ダニは家の中にあるものを餌として生息しています。
家の中で繫殖したダニは、死骸となり人間のアレルギーの原因となってしまいます。
人間がダニの死骸を吸い込んでしまったら、鼻づまりや目のかゆみだけでなく、喘息発作を起こしてしまうことも。
今回はダニの餌と餌をなくす効果的な方法についてご紹介します。
この記事を読むと、ダニの餌とダニ被害の抑え方がわかりますよ。
家の中にあるダニの好きな餌5つ
- 綿ボコリ
- 髪の毛・フケ
- 食べかす
- カビ
- ネズミの血
ダニの餌は5つあります。
綿ボコリや食べかす、髪の毛など、家の中に落ちてしまっているものがたくさんあります。
ダニの餌を詳しく紹介します。
身近なゴミがダニの餌になるのですね。
具体的に説明していきます。
<ダニの餌1>綿ボコリ
ダニの餌は、「綿ボコリ」です。
ふわっとした綿ボコリ。家で綿ボコリをチェックしてみると、ソファの隙間や部屋の隅、ベッドの近くで多く見かけます。
綿ボコリの中には、髪の毛や人間の皮フ、食べかすなどが混ざっています。
ダニは、綿ボコリの中にある自分の栄養となるものを食べているのです。
ホコリと一緒にダニも大量発生してしまうなんて恐ろしいですよね。
綿ボコリ1グラムの中に、1000匹ものダニが潜んでいることも。
また、放置した綿ボコリは湿気を含み、ダニが増えやすくなるので注意が必要です。
自分の家で、綿ボコリが多い場所をチェックしてみてください。
ダニの餌をなくすため、こまめに掃除することをおすすめします。
綿ボコリはかんたんに掃除ができます。
コロコロを使ったり、固く絞った雑巾で拭くだけ!
<ダニの餌2>髪の毛・フケ
ダニの餌は、「髪の毛・フケ」です。
髪の毛に付いている毛根やフケから、ダニは栄養を摂っています。
また、髪の毛自体は消化ができないので、食べることはできません。
ダニは、髪の毛に付いている栄養分を餌としています。
家の中を見ると、髪の毛は床やお風呂場など、毎日どこかに落ちてしまっています。
一番要注意は布団です。
布団は、髪の毛だけでなく、綿ボコリも落ちやすいです。
ダニの餌がいっぱいあり、ダニの溜まり場となってしまうからです。
ダニの餌をなくすため、髪の毛に気付いたらこまめに取り除くことをおすすめします。
髪の毛のブラッシングを行う箇所を一箇所にまとめてみてはいかがでしょう。
<ダニの餌3>食べかす
ダニの餌は、「食べかす」です。
食べものは栄養満点。
人間にとっては食べかすでも、小さなダニにとっては大きな餌です。
子どものお菓子のかすやペットの餌も食べちゃいます。
小さな子どもがいると、お菓子の食べこぼしが散らばってしまうのは仕方がないことですよね。
シートを敷くなどをし、食べこぼしが床に落ちるのを防ぎましょう。
食べかすが床に落ちてしまったら、すばやく掃除を行ってください。
ダニの餌をなくすため、食事の際は食べかすが床に散らばらないように工夫しましょう。
<ダニの餌4>カビ
ダニの餌は、「カビ」です。
栄養をたっぷりと持っているカビは、ダニの餌となってしまいます。
カビもダニと同じく増えやすいので、カビ対策はしっかりと行ってください。
気付いたら、ダニとカビがたくさん繁殖してしまっていることも。
適度な温度と気温が、カビは大好き。
カビの活動は湿度60%程度からです。
一方ダニは、湿度55%以上になると活発になり大量に増えてしまいます。
つまり、餌となるカビの発生する場所にダニがいる確率は高いと言えます。
カビを見つけたら、ダニが繁殖する前にすぐに取り除くようにしましょう。
カビ予防のため、湿度を下げるようにこまめに換気することをおすすめします。
カビが生えている箇所は、洗剤や漂白剤などで掃除をした後、しっかりとアルコール除菌をしましょう。
ダニもカビも、アレルギーを引き起こすので要注意!
<ダニの餌5>ネズミの血
ダニの餌は、「ネズミの血」です。
ダニの中でも、イエダニがネズミに寄生し、吸血を行います。
ネズミのいるところにはイエダニがいます。
もしネズミを見かけてしまったら、早めに対処することをおすすめします。
とはいえ、ネズミを自分で駆除することは大変です。
そこで、業者を呼び、ネズミを駆除してもらいましょう。
プロにお任せすることで、ネズミを駆除してもらった後は安心して過ごすことができます。
また、ネズミを駆除してもらったあとは、しっかりと掃除をしてください。
イエダニから感染症を防ぎましょう。
ダニの餌をなくすため、ネズミを見かけてしまったら、すばやくネズミの駆除を行いましょう。
ダニって栄養があればなんでも餌にできるんですね。
ダニの餌をなくす効果的な方法
- 掃除を行う
- 食品を管理する
- 晴れた日に換気を行う
ダニの餌をなくす効果的な方法を3つ説明します。
できることから始めてみてください。
ダニの餌をなくす対策はかんたんに行えます。
具体的に説明していきます。
掃除を行う
ダニの餌をなくす効果的な方法は、「掃除を行うこと」です。
ダニは、綿ボコリや髪の毛、食べかすなどを餌としています。
そのため、餌を無くすには、掃除はとても有効な手段です。
特に綿ボコリや髪の毛の出やすい寝具は、ダニの餌が一番多い場所。
寝具の洗濯や天日干しなどを行い、ダニにとって住みにくい環境を作りましょう。
また、布団乾燥機を使うのも一つの手です。
50℃以上で20〜30分加熱を行うと、ダニは死滅します。
ダニを死滅させた後は、掃除機などを用い、ダニの死骸をきちんと駆除しましょう。
とはいえ、掃除だけで、ダニの餌を全て無くすなんて大変ですよね。
でも大丈夫です。
ダニの被害を食い止めることは、確実にできています。
掃除を行い、少しずつでもダニの餌を無くしましょう。
掃除は完璧じゃなくて良いので、毎日繰り返し行い、少しずつダニの繁殖を防ぎましょう!
食品を管理する
ダニの餌をなくす効果的な方法は、「食品を管理すること」です。
食品はダニにとって餌になるからです。
食べかすをきちんと掃除しても、開けっぱなしの食品があれば、ダニはそれを餌にしてしまいます。
ですので、食品を管理し、ダニに食べられないようにしましょう。
食品は食べ物だけでなく、調味料や小麦粉などもです。
わずかな隙間からダニは侵入してしまうので、食べれるものは全て、ダニが侵入できないよう対策をしましょう。
調味料はうっかり出しっぱなしにしてしまうことも多いですよね。
輪ゴムをしているから、と安心せず、きちんと密閉しましょう。
ダニに侵入されないよう、食べ物は全てきちんと保存し、しっかり管理をしましょう。
砂糖をよく出しっぱなしにしてしまいます…
晴れた日に換気を行う
ダニの餌をなくす効果的な方法は、「晴れた日に換気を行うこと」です。
ダニの餌であるカビ対策となります。
また、ダニを食べるダニもいます。
実は換気は、ダニ対策にもなります。
ダニはジメジメした環境が大好き。
湿度が55%を超えると、ダニは増えてしまいます。
ですので、換気を行い湿度を下げ、ダニを増えないようにしましょう。
換気をすると部屋のホコリもなくなり、一石二鳥ですよね。
換気はとても簡単なダニ対策といえます。
ダニを増やさないためにも、換気をしっかりと行いましょう。
洗濯を室内干しすると、部屋の湿度が上がりやすいのでお気をつけて!
まとめ
ダニは、栄養があるものならなんでも餌にしてしまいます。
また、ダニ自体がとても小さいため、人間にとってはほんの少しでも、ダニにとってはとても大きな餌となってしまいます。
ダニの餌を無くすよう、毎日こまめに掃除や換気をしてください。
また寝室は、ダニの餌が多く潜みやすいので要注意です。
餌を家から無くし、ダニから自分の身を守りましょう。
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