防ダニマットレスってダニに効果ある?
防ダニマットレスはどれがいいの?
マットレスのダニ対策が知りたい!
こういった悩みにお答えします。
ダニに悩まされることなく、安心して眠りにつきたいですよね。
実は防ダニマットレスには、ダニを寄せ付けない効果があります。
しかし、「素材の選びかた」や「お手入れ方法」を間違えると防ダニマットレスでもダニが知らぬ間に繁殖……、ということになりかねません。
ここでは、「防ダニマットレスの効果」「おすすめの種類」「ダニ対策」などについてご紹介していきます。
マットレスの素材も、防ダニ効果に影響があるのね!
防ダニマットレス【効果について】
- ダニを寄せ付けない
- ダニが繁殖しにくい
- ダニが素材を通り抜けできない
※防ダニマットレスは、このような機能が備わった素材が使われています
防ダニマットレスを使うと、ダニが棲(す)みつきにくい効果が期待できます。
ほとんどの防ダニマットレスは、ダニを寄せ付けにくい素材を使っているからです。
防ダニマットレスをいざ買うとなったときに、素材の他にも何をポイントにして決めたらいいのか、悩んでしまいますよね。
つぎは、防ダニマットレスを選ぶときの「おすすめポイント」を紹介しながらお伝えしていきます。
防ダニマットレス【おすすめの素材2種類】
素材 | 効果 |
---|---|
1.ウレタン | ダニが付きにくい素材を使用 |
2.高反発ファイバー | 通気性が非常に高いため、ダニが付きにくい |
防ダニマットレス選ぶなら、綿が使われていない素材のマットレスがおすすめ。
素材に綿が使われていると、ダニが繁殖しやすいからです。
綿のように細かい繊維が絡み合った場所は、ダニにとって身を潜めやすいため絶好の場所。
そのため、防ダニマットレスの中でもおすすめの素材の「ウレタン」「高反発ファイバー」についてご紹介していきます。
お手入れの手軽さも気になるな。
1.ウレタン│軽量で持ち運びがラク
ウレタン素材について | 内容 |
---|---|
特徴 | ・軽量で持ち運びしやすい ・空気、湿気を通しにくい |
デメリット | ・ウレタンが、へたりやすい (※へたりとは:形全体にゆがみが生じ性能が劣化してしまうこと) |
お手入れ | ・2〜3日に1度のペースで壁に立てかけて陰干しする |
おすすめマットレスの素材1つ目は「ウレタン」です。
防ダニマットレスは、どれもダニが寄り付きにくい作りになっています。
ウレタンの場合は、天然繊維ではないのでダニのエサにならないためダニが入り込む心配はありません。
ですが、マットレスは毎日使うものなので私たちの皮脂、髪の毛やフケなどがダニのエサになります。
そのため、定期的なお手入れが必要です。
ウレタンのマットレスは軽量なので、持ち運びがラクというのはお手入れの面でも大きなメリットになります。
私は、ウレタン素材のマットレスを使っているよ。お手入れは、お布団をあげたときに壁にたてかけるだけ。重たくないから本当にラクチン!
なぜ、壁にたてかけること必要なのかというとウレタンの内部にたまる湿気を防ぐためです。
湿気がたまると、ダニが繁殖しやすい環境になるので立てかけて陰干しをしましょう。
なぜ、ウレタンのマットレスは「へたり」が起きるの?
毎日、同じ場所に体重がかかることでウレタンの空気の穴がつぶれてしまい緩やかにへこんでしまうからです。
そのため、形が崩れてしまうという現象(へたり)が起きてしまいます。
〇ウレタンのへたりを防ぐコツ
2~3ヶ月に1回程度、定期的にマットレスの位置をローテーションさせることでバランスよく体重の負荷がかかるように使います。
2.高反発ファイバー│丸洗いできる
高反発ファイバーについて | 内容 |
---|---|
特徴 | ・湿気がたまりにくい ・丸洗いできるのでダニを一掃できる |
デメリット | ・熱に弱い (※「電気毛布」「湯たんぽ」などは使えない) |
お手入れ | ・水で丸洗い後に、陰干しする |
高反発ファイバーのマットレスは、「抜群に通気性がよい」「丸洗いできる」という2つの大きなメリットがあります。
通気性が良いと、ダニが好む湿気がたまりにくいためダニが付きにくいのです。
丸洗いできることで、ダニのエサになるフケや髪の毛がとり除けるので清潔に保つことができます。
そのため、ダニ対策におすすめのマットレスなんです。
熱には弱いファイバーマットレスですが、「ダニが付きにい」「清潔に保てる」ことはアレルギー対策にもなるため重要な要素になります。
防ダニマットレス【ダニ対策法3つ】
- マットレスプロテクターでダニをブロック
- 防水加工シーツはダニを通さない
- ダニ捕りロボならお手軽にダニを駆除
防ダニマットレスだからといって、永久的に効果が続くわけではありません。
お手入れをしないでそのままずっと使っていると、ダニが好きな環境が整ってしまいダニが棲みつき繁殖までしてしまうのです。
そこで、ダニの駆除対策を3つご紹介いたします。
1.マットレスプロテクター│ダニをブロック
マットレスプロテクターとは、マットレスにかぶせるカバーのことです。
役割は「汚れの防止」「ダニやその他害虫の侵入防止」「防カビ」などがあります。
マットレスプロテクターを使うことで、衛生面やダニ対策などが強化できるのでおすすめ。
マットレスの側生地(がわきじ)も洗うと、ダニ対策として効果的です。
側生地とはマットレスを包んでいるカバーのことよ。ダニや害虫が入らないようにする役割もあるんですって。
取り外し可能な側生地もあるので、確認してみてね。
〇側生地の洗い方
側生地を外せる場合は、60~70℃のお湯で洗濯するか、乾燥機で30分以上熱を加える方法がおすすめです。
ダニは熱に弱く、50℃なら20~30分で死滅、60℃以上なら即死します。
自宅の洗濯機が高温に対応していない場合は、コインランドリーの乾燥機を活用しましょう。
ただしマットレスの側生地にも、高温乾燥に耐えられない種類の素材が使われていることがあります。事前に品質表示タグなどを確認しておきましょう。
2.防水加工シーツ│ダニと水分を通さない
シーツや敷パッドは週に1~2回のペースで洗濯をするのがおすすめ。
寝汗や皮脂、髪の毛など湿気や汚れがたまらないようにするためです。
日頃の心掛けがダニ対策につながります。
夏の暑い時期は寝汗をかきやすいため、防水加工シーツなどを使うことでマットレスに湿気がこもらないので安心です。
3.ダニ捕りロボ│お手軽にダニを駆除
ダニ捕りロボについて | 詳細 |
---|---|
設置場所 | マットレスの気になる場所におく |
ダニ退治の方法 | おびき寄せて、乾燥させて死滅させる |
持続効果 | 3ヶ月 |
ダニ捕獲用マットのダニ捕りロボは、お手軽にダニ駆除ができます。
マットレスの「陰干しができない」「干せない」などの場合におすすめの方法です。
使いかたも、マットレスの気になる場所に置くだけでいいので簡単にセットできます。
熱に弱く水洗いなどできないウレタンマットレスにも使用できるので、はばひろく使えるのがポイントです。
天然由来成分でつくられているから、薬剤特有の匂いもなく、赤ちゃんなどの小さなお子さんにも安心して使えますよ!
防ダニマットレス【ダニ予防法3つ】
- 湿気をとる
- 換気をする
- 掃除をする
ダニを駆除したあとは、3つの予防法でダニの発生を防いでいきましょう。
防ダニ加工されているマットレスでも、永久的に効果が続くわけではありません。
寝ているときの寝汗により湿気がたまり、マットレスの湿度があがるためダニが住みやすい環境になってしまいます。
それに、皮脂やフケなどが付着したままだとダニのエサとなるため、ダニが発生する原因になります。
そうならないためには、日頃からお手入れをすることでダニを寄せ付けない環境作りが大切です。
では、3つのダニ予防法についてお伝えしていきます。
1.湿気をとる│陰干しをする
マットレスの素材 | 日かげ干し | その他 |
---|---|---|
ウレタン | 2~3日に1回 (約3~4時間) | 通気性が悪いのでこまめに干す必要がある |
ファイバー | 汚れが気になったら洗って干す (約2~3時間) | 通気性が非常に良いため、頻繁に干す必要はない |
マットレスにたまった寝汗などの湿気を取る方法は陰干しです。
特にウレタン系のマットレスは、頻繁に陰干ししないとカビの発生にも繋がるので注意しましょう。
おすすめは、マットレスを壁に立てかける方法です。
壁に立てかけるときは、湿気がたまりやすいマットレスの裏側が壁側にならないようにするのがポイント。
〇マットレスが干せない場合に起きる悪い影響:3つ
寝ているときの寝汗が、マットレスにどんどん湿気をため込んでいきます。
そのためマットレスの湿度が高くなり、ダニの心配だけでなくマットレスにも悪い影響が起きてしまいます。
悪い影響について3つお伝えします。
1.ダニ発生の原因を作る
2.カビの発生
3.劣化が早まる
※マットレスの寿命も縮まってしまうので気を付けましょう。
〇マットレスを干せない場合の助っ人アイテム:3つ
①除湿シート:湿気を防いでダニの繁殖を防いでくれるお手軽アイテム
②防水・防ダニマットレスプロテクター:除湿効果とダニが入り込めない設計が安心
③敷きパッド・・・寝汗をしっかり吸い取ってくれるから除湿の効果大
2.換気をする│室内に風を通す
日頃から、寝室の窓を開けて換気を行うことで湿気をとるように心掛けましょう。
換気をするとマットレスに風がとおるためしっかり乾燥させることができます。
マットレスの陰干しと換気は、セットで行うと除湿効果が高まるのでおすすめです。
室内を換気することで、部屋全体も湿気がたまりにくくなるね!
3.掃除をする│掃除機をかける
マットレスには、「ほこりや髪の毛」「ダニの死骸やフン」など様々なゴミがあるため掃除機で吸いとることが大事です。
ほこりや髪の毛などは、ダニの栄養源になっているのでダニを繁殖させないためにも、掃除機で吸いとっていきましょう。
ダニの死骸やフンは、アレルギーの原因になります。
とくに秋になると、アレルギー症状が悪化する時期なので日頃からしっかり掃除機で吸いとることが大切です。
〇定期的に掃除機をかける
マットレスへの掃除機掛けは、余裕があれば毎日行えるとダニ対策への効果も高まります。
ですが時間がとれない場合は、週に1回じっくり丁寧に掃除機掛けを心掛けましょう。
夏に増えたダニのフンや死骸がアレルギー症状の原因になるから、秋に症状が出やすいよ。
まとめ
- 防ダニマットレスの効果について
「ダニを寄せ付けない」「ダニが繁殖しにくい」「ダニが通り抜けできない」 - 防ダニマットレスのおすすめの2種類の素材
「ウレタン」「高反発ファイバー」
- 防ダニマットレスのダニ対策3つ
「マットレスプロテクター」「防水加工シーツ」「ダニ捕りロボ」
- 防ダニマットレスのダニ予防法3つ
「湿気をとる」「換気をする」「掃除をする」
マットレスは、毎日使うものなので「寝汗や髪の毛」「フケなどの汚れ」がたまりダニが繁殖しやすくなります。
なので、防ダニマットレスといえども定期的にお手入れをすることが必要です。
ダニ対策グッズをうまく使いながら、防ダニマットレスの効果を活かしてダニ対策をしていきましょう。
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