ホットカーペットのダニ退治のやり方が知りたい!
ホットカーペットにあるダニ対策モードを使うだけでいいの?
このような悩みにお答えします。
ホットカーペットについてるダニ対策モードを使うと、簡単にダニ退治ができます。
しかし、ダニ対策モードを使うだけでは、十分に退治できるわけではありません。
不十分な対策では、逆にダニを増やしてしまうことも。
ホットカーペットのダニ退治のやり方を知れば、対策グッズを買わなくても、簡単に退治ができますよ。
そこで、ホットカーペットのダニ退治のやり方を徹底解説します。
ダニ対策モードを使うだけではダニ退治できない!
単に高温にすることやダニ対策モードを使うだけでは、ホットカーペットのダニをしっかり死滅させることはできません。
ホットカーペットは表面の最高温度が45度前後。
多くのダニが完全に死滅するのは、少なくとも50度以上が必要です。
45度前後のホットカーペットでは、すべてのダニを死滅できる環境にはなりません。
ダニ対策モードに切り替えるだけでは、ダニ退治に効果が発揮されていないことがわかりますね。
さらにホットカーペットの外側を、45度以上にすることはむずかしいでしょう。
ダニは熱の低い部分に移動する習性があります。
温度が低くなりやすい端やすみの方は、ダニが集まりやすい状況。
単純にダニ対策モードを使うだけでは、完全なダニ退治はできないのです。
何気なくダニ対策モードを使っている人も、多いかもしれません。
実は生きたダニに対して、効果を得られてないかもしれませんよ。
私もダニ対策モードをなんとなく使って、ダニ退治できた気分になっていたわ。
実は少しの工夫とダニ対策モードで、ホットカーペットのダニは退治できるよ。
これからやり方を説明するね。
ホットカーペットのダニ退治のやり方
ダニ対策モードに切り替えるだけでは、ダニ退治できないことがわかりました。
少し工夫をすれば、ホットカーペット全体を高温に保つことができ、ダニをしっかり退治できます。
ポイントはホットカーペットをコンパクトにして、熱を全体にいきわたらせること。
ダニ退治する前に、ホットカーペットの表面のゴミを取り除きます。
掃除機やコロコロなどで取り除きましょう。
ホットカーペットを折りたたむ、もしくは棒状に丸めます。
折りたたむときは、説明書にしたがって、たたみましょう。
棒状に丸めるときは、電熱線と平行に巻いていくと、断線の心配がありません。
また、コントローラーが最後に巻き終わるようにします。
コンパクトにしたホットカーペットを、ビニール袋などに入れます。
これはホットカーペットの温度を高温に保つためです。
全体を覆えるビニール袋がない場合は、布団などをかぶせても良いですよ。
ホットカーペット全体が袋に入ったら、ホットカーペットの電源を入れます。
ダニ対策モードがある場合は、ダニ対策モードに設定。
ダニ対策モードがない場合は、最も高い温度に設定しましょう。
そのまま、2~3時間ほど放置します。
2~3時間後、電源を切り、袋から取り出し広げます。
最後に死滅したダニ掃除機で吸いとり、ダニ退治終了です。
実はホットカーペットの説明書に書いてある対策方法だよ。
ホットカーペットは誰もが使い方を知っているから、あまり説明書を見ていなくて、ダニの退治方法を知らない人も多いかもね。
ホットカーペットの販売メーカーでは、シーズン始め、毎月1回、シーズン終わりにダニ退治をオススメしています。
ホットカーペットはそもそもダニが増えにくい
実はホットカーペットを使用しているときは、ダニが増えにくいです。
なぜなら一般家庭で使用しているホットカーペットは、表面の最高温度が45度前後だからです。
- 40度以上でならば一部のダニが死滅
- 50度以上を30分あてると死滅
- 60度以上で一瞬
ダニの死滅条件にはおよびませんが、長時間45度前後で使用していると、ある程度のダニが死滅します。
高温でホットカーペットを使用していれば、ダニが繁殖しにくい環境が作れるのです。
低温やけどなどの恐れがあるため、長時間高温のホットカーペットを使うのはむずかしいですね。
低い温度での使用は、かえってダニが増えやすい温度になってしまいます。
長期間使用していないホットカーペットも、ダニがはんしょくしている可能性があります。
ダニ対策モードつきオススメホットカーペット【3選】
ホットカーペットは、大きく分けて3つ。
それぞれのタイプから、ダニ対策モードつきのオススメホットカーペットを紹介します。
一般的なタイプ|じゅうたんタイプ
じゅうたんタイプのホットカーペットは、使っているご家庭も多いのではないでしょうか。
安価なものも多く、手軽に購入できます。
その中でもオススメなのが、Panasonicから販売されている着せ替えカーペットです。
お部屋の広さに合わせて、2畳と3畳の大きさが選べます。
カバー部分の種類が豊富で、付け替えることで簡単にお部屋の雰囲気を変えることが可能。
カバーは丸洗いができるので、ダニの死がいを洗い流すだけでなく、汚れたときも安心です。
もちろんダニ対策モードも完備していますよ。
ダニ対策が簡単にできる|フローリングタイプ
フローリングタイプなら、ダニのエサとなるホコリが、じゅうたんの目にたまってしまう心配がありません。
掃除機もかけやすく、防水加工されているため汚れたときの拭き掃除もできますよ。
ダニクリーン機能を備えている、株式会社広電のホットカーペットがオススメ。
温度設定を最も高くして1時間程度つけると、表面にダニが逃げてくるそう。
さらに、フローリングタイプで毛足が無いため、ダニがかぎ爪を使ってしがみつくことができません。
そのため表面に出てきたダニを掃除機で吸い込み、ダニを除去することが可能です。
丸洗いできる|ホットマットタイプ
ホットマットタイプは電源コードを外して、洗濯機で丸洗いできる商品が多く販売されています。
とくにオススメなホットマットタイプは、TWONEのホットマット。
こちらは洗濯機で丸洗いできるのはもちろんですが、温度調整が40度~60度の幅広い範囲で可能です。
60度に設定し、1~2時間置いたあと、洗濯機で丸洗いすればダニ退治も簡単ですよ。
【おまけ】ホットカーペットを使った布団のダニ退治!
ホットカーペットのダニ対策モードを使うと、布団のダニ対策もできます。
なんとホットカーペットの上に布団を敷き、ダニ対策モードに設定するだけ。
2~3時間程度温めた後、表と裏を入れ替えます。
さらに2~3時間程ダニ対策モードを使用すると、布団のダニが死滅しますよ。
ホットカーペットの上に布団を置くことで、効率的に熱をこもらせることができ、布団乾燥機と同じような状況を作り出すことができます。
ホットカーペットで熱をあてたあとは、掃除機をかけることを忘れないようにしましょうね。
まとめ
- ダニ対策モードをそのまま使うだけでは、完全なダニ退治はできない
- ホットカーペット全体に熱をあてることができれば、自宅で簡単にダニ退治ができる
- ダニ対策モードを搭載するホットカーペットや丸洗いできるものもある
- ホットカーペットで、布団のダニ退治もできる
ホットカーペットについているダニ対策モードを使えば、ダニ退治ができると思っている人も多いはず。
しかし、ダニ対策モードを使うだけでは、十分なダニ退治方法とは言えません。
また、ダニ対策モードは高温になるため、普段から使っているとやけどの危険もあります。
ホットカーペットのダニ退治は、コンパクトにし、全体に熱をあてることがポイント。
ポイントをおさえたダニ対策で、ホットカーペットが安心して使えますね。
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