ダニが発生する時期っていつごろからなの?
ダニはどこからやってくるのかな?
こういった悩みにお答えします。
生命力が強いダニは、おうちの中のいたるところに生息する生き物。
ダニが1匹もいないというおうちはありません。
新築のおうちでもダニがすでに生息していると言われるほど、どこにでもダニはいるものです。
ダニの大きさは1mm以下、目に見える大きさではないのでダニがいつ発生しているのかは分かりません。
ここでは、ダニが発生する時期がいつなのかについてまとめました。
また、どこからダニが発生するのか…ダニの発生源についても調べてみました。
この記事を読むと、ダニの発生時期や発生源が分かるだけでなく、発生源を減らすポイントが分かりますよ。
ダニが発生する時期は1年中
ダニは、おうちのいろいろな場所で1年中発生しています。
ダニが繁殖するシーズンは、梅雨に入る6月から9月の秋までのあいだ です。
しかし、 6月から9月以外でも、ダニが発生しないわけではありません。
そうなのです!
ダニは1年中、活動できる環境があるのよ!
というのも、最近のおうちは気密性が高く、冬でもあたたかいおうちが増えてきました。
また、乾燥する冬でも、おうちの中は加湿器で湿度が60%前後に一定に保たれています。
人にとって心地がよい温度や湿度というのは、ダニにとってもすみやすいという環境なのです。
ダニが繁殖する時期は8月前後がピークになりますが、ピークを過ぎてもダニは1年中発生していると考えてもいいでしょう。
ダニの数は少なくなりますが、条件さえそろえば冬でも生きていくことができるのです。
繁殖するシーズンを過ぎても、油断してはいけませんね。
ダニが発生する原因は3つ
- 温度:20~30℃
- 湿度:60~80%
- エサ:人間のフケ、垢、髪の毛、食べカスが豊富にあること
ダニが発生する原因は温度、湿度、豊富なエサの3つがそろうためです。
ダニは温度が20~30℃、湿度が60~80%という高温多湿な環境を好みます。
ダニが好む温度と湿度は、梅雨に入る6月から9月の秋までのあいだです。
あたたかくなり始める5月あたりから、ダニは活発に活動しはじめます。
生命力が強いダニ。
さすがにエサがなければ生きていくことはできませんが、おうちの中で発生するダニはエサに困ることがありません。
人が生活している以上、人間のフケや垢、髪の毛、食べカスは自然に落ちてしまうもの。
ほこりだってエサになるほど、ダニの生命力はすさまじく高いのです。
掃除しなければほこりはたまる一方…それはダニにエサを与えているような状態です。
繁殖のピークは8月前後にはなりますが、おうちの中はダニの発生原因となる環境があるのです。
1年中、おうちの中は人間にもダニにも快適な環境になってしまうなんて怖すぎる~
やっぱり掃除はさぼっちゃダメね!
ダニの発生源はたくさんあります
ダニが発生する原因は3つ、ダニの発生源はダニが発生する3つの条件がそろう場所ということになります。
おうちの中でのダニの発生源
ダニが発生する3つの条件「温度・湿度・エサ」がそろう場所、ダニの発生源はおうちの中にたくさんあります。
- 布団などの寝具
- カーペットやじゅうたん
- ソファー
- 押し入れやクローゼット
- その他:ぬいぐるみ・畳・フローリング
このほかにも、ペット周りの環境やカバン・小物入れ、食品庫、靴箱などあらゆるところがダニの発生源となります。
おうちの中のあらゆるところにダニが発生していると考えてもいいでしょう。
少なくとも1ヶ所に1,000匹以上のダニがいると言われています。
ダニの発生源ってこんなにたくさんあるの!?
あっちもこっちも…多すぎる!
その中でも、やはりダニが一番多い発生源は布団などの寝具です。
心地よく寝ている布団やベッドにダニがいると考えると、とても嫌な気分になってしまいますが…。
おうちの中では、寝具が一番ダニが好む温度、湿度、エサがそろっているのです。
おうち以外のダニの発生源
おうちの中だけでなく、おうちの外にもダニの発生源があります。
ダニがいるのは、おうちの中だけと油断してはいけません!
- 職場や学校など
- 出先のソファーやカーペット
- 電車・バス・タクシーの座席
おうちの外でのダニの発生源は、無限にあります。
仕事や学校に行った人、よそのおうちに行った人、乗り物に乗った人がそこに発生したダニを付けてきてしまいます。
知らず知らずにダニを付着させたまま、おうちに帰ってきてしまうのです。
つまり、外出した人の衣類やバッグ、靴などダニが付着してしまい、おうちに侵入してくることになるのです。
外に出かけると、かならずダニが外から持ちこまれるということになります。
外へ出かける以上、おうちの中へのダニの侵入を防ぐことはなかなかむずかしいものです。
大事なのは、持ちこまれてしまったダニをおうちの中で繁殖させないようにすることです。
外から持ち込まれたダニを増やさない方法は、次で説明しますね。
おうちの中でのダニの発生源を少なくする方法
ダニの発生源を少なく方法は、ダニのエサを減らすことです。
ダニのエサである人間のフケ、垢、髪の毛、食べカス、ほこりを取り除くことが、一番効果があります。
その中でも、手っ取り早くできることは「ほこりを取り除く」ことです。
特にほこりがたまりやすい場所を、こまめに掃除することでダニの発生源が少なくなるんです。
- 家具の下の隙間
- 棚、家具の上
- カーテン
- 浴室
- 寝具
- 押し入れ、クローゼット
しばらく掃除をさぼっちゃうと、部屋の四隅や家具の上にうっすら…
ほこりってすぐにたまっちゃうのよね~。
生活していると、どうしてもほこりはたまってしまいがち。
ほこり掃除のポイントが分かれば、効率的に掃除することができます。
ほこり掃除をするベストタイミングは、朝一番か帰宅直後が効果的です。
人が動き回ってしまうとほこりも空中に舞い上がってしまい、掃除をしてもきれいに取り除くことができません。
掃除機の排気でほこりを飛ばしただけで、ほこり掃除したつもりでも意外にきれいになっていないこともあります。
また、換気しながら掃除するのがオススメです。
掃除するときに舞い上がったほこりも、換気することで外に追い出すことができます。
ほこり掃除は上から下へするのが基本、最後に水拭きまですると完ぺきです!
ほこり掃除は、掃除機ではなくハンディ―モップやドライシートがおススメです。
コンセントまわりや背が高い家具の上などの掃除には、手袋タイプのものが便利です。
人間のフケ、垢、髪の毛、食べカスは掃除機をかけることで取り除くことができます。
お手軽に手早く掃除ができるコロコロもイチオシです。
また、洗濯できるものはこまめに洗濯するとダニの発生源をおさえることができますよ。
\ 簡単にダニを除去する方法 /
まとめ
ダニの発生時期は、高温多湿になる6月から9月までのあいだです。
しかし、あたたかく湿度が高いおうちの中は、1年中ダニが発生する条件がそろっています。
1年中、ダニが発生する原因があると考えてもいいでしょう。
また、ダニの発生源の一番は布団やシーツなどの寝具です。
寝具は、人にもダニにとってもとても心地が良い場所です。
ダニの発生源を少なくするためには、ダニのエサを減らすことが一番効果的。
ほこりもダニのエサとなってしまいますので、掃除は適度にすることを心がけましょう。
ダニの発生時期に関わらず
コンスタントに掃除を続けていきましょう。
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