コインランドリーでダニを退治できるの?
どうやってコインランドリーでダニを退治するの?
こういった悩みについて書いていきます。
家の中で最もダニが繁殖しやすいのは、布団。
布団でダニが繁殖してしまうと、アレルギー疾患の原因にもなります。
ダニ退治の方法として、布団を天日干しする方は多いですが、実は効果はありません。
布団のダニ対策としては、コインランドリーがオススメ。
この記事では、コインランドリーでダニ退治ができる理由や、その方法、注意点について解説していきます。
ダニ退治には、コインランドリーがオススメ
コインランドリーがオススメな理由
- 高温でダニを死滅させることができる
- タンブリング効果で、アレルゲンを除去できる
高温でダニを死滅させることができる
コインランドリーによる乾燥は、80℃以上もの高温。
ダニは、60℃以上の熱で一瞬で死滅するため、コインランドリーは確実にダニを退治することができます。
タンブリング効果で、アレルゲンを除去できる
タンブリング効果とは、洗濯物が回転して上から下へと落下をくり返すこと。
コインランドリーで使われる大型ドラム回転式乾燥機ならではの特徴です。
この落下による衝撃で、ダニの死がいやフンなどアレルギーの原因となるものが、繊維の中から叩き出されます。
コインランドリーの洗濯乾燥を終える頃には、アレルゲンのない清潔な布団に生まれ変わります。
コインランドリーならではの、確かな効果が期待できそう!
コインランドリーでダニを退治する方法
まずは、お手持ちの布団のタグを見て、洗濯・乾燥が可能か確認しましょう。
下記の画像の「家庭洗濯NG」や「タンブル乾燥NG」の表示が無ければ、洗濯・乾燥しても大丈夫です。
しかし、中綿の種類によっては、洗濯や乾燥が出来ない場合があるためご注意ください。
【敷布団】中綿の種類 | 洗濯 | 乾燥 |
ポリエステル100% | ○ | ○ |
羊毛50%・ポリエステル50% | ○ | ○ |
綿100% | ○ | ○ |
ウレタン | ○ | ○ |
羊毛100%・真綿 | × | × |
ナイロン・エアファイバータイプ | ○ | × |
かけ布団】中綿の種類 | 【洗濯 | 乾燥 |
羽毛布団(キルティングあり) | ○ | ○ |
毛布 | ○ | ○ |
タオルケット | ○ | ○ |
真綿 | × | × |
こたつ布団(アクリル) | ○ | ○ |
布団をくるくる巻いてロール状にしましょう。
ヒモで2~3か所しばっておくと、中綿が寄ってしまうのを防ぐことができます。
洗濯槽の中に隙間が多いと、布団が型崩れしやすくなってしまいます。
布団が洗濯槽の9割程度を占めるサイズの洗濯槽を選びましょう。
洗濯機に布団を入れたら、「洗濯+乾燥コース」をスイッチオン。
布団の大きさにもよりますが、かかる時間は、洗濯30~40分、乾燥30~50分が目安になります。
コインランドリーに行くときは、1,000円~2,000円程度を用意しておきましょう。
ダニの弱点は「高熱」
ダニ退治で最も効果的なのは、高温の熱をあてること。
50℃以上だと20~30分、60℃以上だと一瞬でダニを死滅させることが出来ます。
天日干しによる布団の温度は、40℃くらいまでが限界。
ダニを死滅させることができる60℃までは、全く届きません。
また、温度が上がるのは、太陽光が直接当たっている部分だけ。
ダニは、布団の裏の日陰になった部分に移動してしまうので、生き残ってしまいます。
コインランドリーではこういったことがなく、全体にまんべんなく高熱が伝わるので非常にオススメです。
ダニ退治できると思って、天日干ししていたわ。
効果なかったなんてガッカリ。
残念だけど、確かに退治は出来ていないね。
でも湿気をとる効果はあるから、予防としては今後もやるといいよ。
コインランドリーでダニはうつらないの?
コインランドリーは、他の人の洗濯物からダニがうつりそう…と不安に思った方もいますよね。
でも大丈夫。
高温乾燥されていたら、確実にダニは死んでいるし、洗い流されているはずです。
注意してほしいのは、直前の人が乾燥をしたかどうか。
ダニは水だけでは死なないので、洗濯のみの利用だと、ダニがいる可能性は確かにゼロではありません。
湿気の残った洗濯槽は、乾燥をしていないかも。
気になる方は、湿気のある洗濯槽を使用しないようにしてくださいね。
カラッと乾いている洗濯槽を使えば大丈夫ですよ。
これまでの説明で、コインランドリーが効果的なのはよく分かったわ!
でも…そもそもなぜ布団にはダニが繁殖しやすいのかしら?
布団にダニが繁殖しやすい3つの理由
- 高温多湿
- エサが豊富
- 隠れやすい
ダニが好む環境は、高温多湿・エサが豊富・隠れやすいところ。
布団は3つの条件を全て満たしてしまうため、ダニが繁殖しやすい環境になっています。
高温多湿
ダニは、温度が20~30℃、湿度60~80%の高温多湿な環境を好みます。
布団は、人の体温によって温かい環境に。
さらに、寝ているときに寝汗をかくため湿気もたまりやすく、高温多湿になりやすいのです。
人間にとって、あたたかくて気持ちの良い布団は、ダニにとっても快適なのね。
エサが豊富
ダニのエサとなるのは、人の髪の毛やフケ、アカ、食べかすなど。
しかし、髪の毛やフケ、アカは、寝ている間に自然と落ちるもの。
エサが豊富な布団は、ダニにとって天国となり、どんどん繁殖してしまいます。
そんなものがエサになるなんて!
じゃあ布団はダニのエサだらけなのね。
隠れやすい
ダニは、外敵から身を守るため、隠れやすい場所を好みます。
布団は繊維が密集しているため、ダニがとても隠れやすいのです。
また、毛足の長い毛布やカーペットも隠れやすいため、ダニが繁殖しやすい場所になります。
だから布団は、家の中で一番ダニがいるってよく聞くのね。
まとめ
家の中で最もダニが繁殖しやすい布団。
布団からダニを追い出し、気持ち良い睡眠をとるためには、コインランドリーでの洗濯乾燥がオススメ。
高熱とタンブリング効果によって、確実にダニを取り除いてくれます。
家の布団がコインランドリー対応可能かどうか、さっそく洗濯表示を確認してみましょう。
コインランドリーが使えない布団の場合は、ダニ捕りロボでの対策がオススメです。
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