手軽な掃除に使えるコロコロ…。
コロコロについたダニは目に見えるのかな~?
こういった悩みにお答えします。
布団やソファー、カーペットなどおうちの中にはかならずダニは生息してるものです。
ダニが原因となるアレルギー性の疾患に悩む人も多いですよね。
できればかんたんに、しかも効果的にダニ掃除をしたいものです。
そこで、かんたんにダニ掃除をするときにオススメなのが「コロコロ」
コロコロをコロコロ〜〜とさせて、布団やカーペットなどの毛やホコリを取る、あの「コロコロ」です。
どの家庭にもある簡単便利なお掃除グッズですよね。
しかし、せっかくコロコロでダニ掃除をしてもどのくらいきれいになったのか
ダニをしっかり掃除できたのかは気になりますよね。
今回、コロコロについたダニは目で見ることができるのかについて
また、手軽に使えるコロコロはダニ掃除にむいているのかについて、記事にまとめました。
- コロコロ掃除でダニを見ることができるかどうか
- コロコロはダニ掃除に向いているかどうか
この記事を読むと、「コロコロでダニが見えるか」が分かりますよ。
ダニはコロコロでは見えるのか?!
コロコロの粘着テープに付着したダニは目で確認することはできません。
残念!!
コロコロの粘着テープにどのくらいダニが付着しているのか、コロコロでダニを掃除できたのかは肉眼で見ることはむずかしいです。
せっかく掃除したんだから、どのくらいきれいになったかは気になるのよねぇ~
残念ながら、ダニは目で見える大きさはではありません。
ダニの大きさは「小さい」というイメージがありますよね。
イメージ通り、おうちの中にいるダニの大きさは「1mm以下」なのです。
さすがに目で見ることができない大きさ、顕微鏡レベルです。
しかも、おうちの中にいるおもなダニの色は「透明から乳白色」。
コロコロの粘着テープは白色が多いため、付着していてもダニは見えにくいということになります。
目で確認できないからと言って、ダニが掃除できていないとは限りません。
コロコロの粘着テープにはある程度のダニは付着していると思われます。
しかし、ダニは目で見えるほどの大きさではありませんので、掃除してきれいになったという成果をあまり感じることはできません。
どうしてもダニがどのくらいいるのか知りたい、ちゃんと掃除できているのかを確認したい人にはこちらがおススメです。
ちゃんとダニがとれているか見たい、掃除の効果を確認したい人には向いています。
また、どんなところにダニが生息しているのかを知りたい人は、使ってみるのもいいかも。
効果あり!表面にいるダニはコロコロで掃除
コロコロを使ったダニ掃除は効果があります。
コロコロの強力な粘着テープは、カーペットやクッションの表面にいるダニをしっかりと捕まえることができます。
表面にいるダニだけでなく、付着しているダニの死骸(しがい)やフンも掃除することができます。
ダニは人間のフケ、垢、食べカスなどを好みます。
ダニのエサになるものを放置しておくと、ダニを増やすことにもつながります。
そのため、コロコロ掃除で人間のフケ、垢、食べカスを取り除くことは、ダニの増殖を防ぐ効果があるのです。
コロコロでダニは見えなくても、コロコロにくっついたフケや食べかすは見えるからです。
掃除機を使って掃除する方法もありますが
片付けてある掃除機を出して、1日に何度も掃除機をつかって掃除するのは大変です。
掃除が終わったら掃除機を片付ける手間もあります。
その点、コロコロは手間いらずでかんたんに掃除することができます。
コロコロ掃除は、表面にいるダニや死骸(しがい)・フンだけでなく、ダニのエサになるものを取り除くことができるのです。
反対に、布団やクッションなどの内部にいるダニはコロコロでは掃除することができません。
ダニ掃除はコロコロだけでは不十分ですので、掃除機などを併用することをおススメします!
コロコロでダニ掃除のメリット・デメリット
コロコロをつかってダニ掃除をするのにはメリットがあります。
もちろんデメリットもありますので、分かりやすく説明していきます。
コロコロ掃除のメリット:3つ
- 手軽にできる
- 短時間でできる
- 電源いらずでエコ
コロコロでダニ掃除をするメリットは、3つです。
コロコロでの掃除はなんと言ってもお手軽!
ちょっと掃除したいな…と思い立った瞬間に、手に取ってコロコロするだけです。
小さい子どもでもかんたんにコロコロしながら掃除することができますよね。
さらにコロコロ掃除は短時間、5分もあれば掃除が終わるでしょう。
掃除したいエリアをピンポイントできれいにすることができます。
掃除機を使うのであれば、掃除機を出してきてコードをつなぐのも面倒…
その点コロコロは電源いらずでエコな掃除方法です。
必要なのは、使い終わった粘着テープをはがすことと
コロコロの粘着テープの替えを準備しておくぐらいですね。
掃除機のようにうるさくないので、子どもがお昼寝しているときにもささっと掃除できるのが助かるのよ~!
コロコロ掃除のデメリット:1つ
- 表面部分しか掃除できない
コロコロ掃除のデメリットは、1つです。
コロコロは、表面についているゴミやダニなどを掃除することに向いています。
粘着テープは見える部分のゴミやダニを取り除くことはできますが、さすがに中に入り込んだゴミやダニまでは届きません。
コロコロは、掃除機のように吸い取る力がないためです。
コロコロ掃除だけでは、完全にダニや死骸(しがい)・フンを取り除くことはできません。
布団やソファーなどの内部に入り込んだダニや死骸(しがい)・フンを掃除するのであれば、掃除機を使うことをおススメします。掃除機とコロコロで掃除することで、布団やソファー・カーペットを清潔に保つことができます。
ダニ掃除はこまめに掃除したり、洗濯したりすることが効果的!
こまめに掃除っていうのがなかなかむずかしいのよね…
\ 簡単にダニを除去する方法 /
家にいるダニはおもに4種類
ダニの種類は世界では5万種以上もあると言われています。
その中でも、家のなかに生息しているダニ4種類についてまとめました。(参考:アース製薬)
ちなみに、ダニは昆虫と思われているようですがクモやサソリの仲間なのです!
◆ ヒョウヒダニ(チリダニ)
ヒョウヒダニ(チリダニ) は、 おうちの中で時期を問わず、ほぼ1年中見られるダニです。
発生場所は、じゅうたんや家具など。
大量に発生した場合は、ヒョウヒダニ(チリダニ)の体や死骸(しがい)、フンがアレルギー性疾患の原因(アレルゲン)になる言われています。
ヒョウヒダニ(チリダニ) | |
---|---|
エサ | ほこり、人のフケ、アカ、有機物など フケ・アカ・汗1gで、約300匹のダニが生息できる |
生息場所 | カーペット、ベッド、枕、布団、ソファーなど |
大きさ | 0.3mm~0.4mm |
◆ コナダニ
コナダニは、とくに湿度が高くなる梅雨時期や秋口にたくさん発生するダニです。
高温多湿を好み、またたく間に増殖する生命力をもっています。
コナダニがやっかいなところは、さまざまな食品をエサにすることです。
アレルギー体質の人がダニが紛れ込んだ食品を食べると、アナフィラキシーショックを引き起こすケースもあります。
コナダニ | |
---|---|
エサ | 砂糖・乾燥果実・ミソ・削り節・煮干・小麦粉・チーズ・チョコレートなどの食料品 医薬品、ワラなど |
生息場所 | 食品、タタミなど |
大きさ | 0.3mm~0.4mm |
◆ ツメダニ
ツメダニは、 とくに湿度が高くなる梅雨時期や秋口にたくさん発生するダニです。
その中でも、8月~9月にかけて大量発生することがあります。
ツメダニ | |
---|---|
エサ | ほかのダニ(ヒョウヒダニ、コナダニ)、小昆虫など |
生息場所 | カーペット、タタミなど |
大きさ | 0.3mm~ 1.0mm |
◆ イエダニ
イエダニは、5月ごろから発生し6月~9月 にかけては大量に発生することがあります。
ネズミや鳥に寄生する吸血性のダニですので、おうちでネズミを見た場合には注意してください。
たまに人を吸血することもあるんですよー!
イエダニ | |
---|---|
エサ | ネズミ、哺乳類の血液 |
生息場所 | ネズミの体・巣 |
大きさ | 0.6mm~1.0mm |
おうちの中にはかならずダニは生息しています。
特に、おうちの中は「ヒョウヒダニ(チリダニ)」がおよそ8割を占めているともいわれています。
一般的に言われているダニは、「ヒョウヒダニ(チリダニ)」をさしていると考えてもいいくらいです。
ダニ掃除だけでなく、ダニが好む条件をなるべく揃えないようにすることも有効です。
ダニが好む温度や湿度の条件はこちらです。
- 温度:20~30℃
- 湿度:60~80%
- 気候:梅雨明けから夏
温度や湿度をじょうずにコントロールしながら、ダニの発生をおさえていきましょう。
まとめ
おうちの中にいるダニはおもに 「ヒョウヒダニ(チリダニ)」、大きさは1mmもありません。
そのため、ダニを目で確認することはなかなかむずかしいです。
ダニがどこに発生しているのか、しっかり掃除できているのかを確認したい人には、ダニが見えるグッズがあります。
また、コロコロは表面についた ダニや死骸(しがい)・フン をしっかりと取り除くことができます。
ダニ掃除には、掃除機や洗濯などいろいろな掃除方法を併用することがおススメです。
アレルギーの原因ともされるダニ。
温度や湿度をコントロールすることでダニの発生をおさえることもできます。
お手軽にこまめに掃除するにはコロコロはイチオシです。
コロコロでダニを見ることはできませんが、コロコロでダニ予防をしていきましょう。
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