夏の車内の温度でダニ退治｜0円でできるダニ対策法を紹介します

こういった悩みにお答えします。

夏は日差しが当たる場所に車を停めておくと、車内の温度はどんどん上がります。

ダニは高温に弱いので、夏の車内の温度でダニ対策ができたら、お金もかからず手軽で嬉しいですよね。

実際、夏の車内の温度は何度まで上がるのでしょうか。

今回は、夏の車内の温度についてや、0円でできる夏の車内の温度を利用したダニ対策について解説していきます。

高温でダニを死滅させる方法の中でも、1番簡単な方法なのでぜひ参考にしてくださいね。

夏の車内の温度は50℃以上

夏の炎天下に駐車している車の中の温度は、あっという間に50℃を超えます。

車のボディの色	車内最高温度	ダッシュボード最高温度
白	52℃	74℃
黒	57℃	79℃

とくに黒いボディの車は温度が上昇しやすく、50℃に達するまでの時間はエンジンを止めてから約1時間ほど。

また、ダッシュボードやハンドル付近は直射日光が当たりやすいため、80℃近くまで温度が上がることもあります。

ハンドルにすぐに触れるとヤケドする危険があるので、十分注意してください。

夏の車内は、エアコン停止から15分ほどで熱中症指数が危険レベルまで達し、短時間で熱中症になる危険性がとても高いです。

エンジンを停止する際は、車内に高齢者や小さいお子さんなどを絶対に放置しないでください。

また、ライターやスプレー缶が破裂する危険や、消毒用アルコールが引火する可能性も高いので、車内に放置することは避けましょう。

夏の車内の温度はダニ対策に最適

ダニが死滅する温度は50℃以上なので、夏の車内の温度はダニ対策に最適です。

ダニが死滅する温度	死滅するまでにかかる時間
50℃	20～30分で死滅
60℃以上	一瞬で死滅

ダニは温度が50℃であれば20～30分ほどで死滅し、60℃以上であれば一瞬で死滅します。

車内の温度が50℃になる時間帯は、晴れた日の12時～15時ころがベスト。

太陽が1番高いところに昇って直射日光が当たりやすくなり、車内の温度がピークに上がります。

短時間で確実にダニを死滅させたい場合は、温度が60℃以上になるダッシュボード付近を利用しましょう。

費用０円！夏の車内の温度を利用したダニ対策のポイント3つ

夏の車内を利用したダニ対策のやり方は、放置するだけ。

また、高熱費などの費用がまったくかからないことも大きな魅力です。

費用0円でできる、夏の車内の温度を利用したダニ対策のポイントを3つご紹介します。

①ダニ対策したいものをビニール袋に入れる

ダニ対策したいものをビニール袋に入れるのが、重要なポイントです。

ビニール袋に入れる理由は、3つあります。

布団やぬいぐるみなどの厚みがあるものの場合、表面の温度だけが上がってもダニは奥に逃げて生き残ってしまうこともあります。

また、もともと車内にいたダニが侵入してきたり、死滅したダニの死骸が車内に落ちてしまう可能性も。

ダニ対策したいものをビニール袋に入れることで、ダニ被害の拡大を防げます。

黒いビニール袋だと熱がこもりやすくなり、より効果が高まりますよ。

厚手の布団などビニール袋に入りきらない場合は、黒いビニール袋や布を上からかけておくだけでも効果ありです。

②なるべく車内の前の方におく

ダッシュボードや前席などは、直射日光が当たりやすく温度が高くなるので、なるべく車内の前方を利用したほうがダニを死滅させられます。

後席だとスモークフィルムなどが貼られている場合が多く、直射日光が当たらず温度が上がりにくいことがほとんど。

ダニ対策したいものを車内の前方に置いても直射日光が全体に当たらない時は、30分～1時間ごとに位置を変えましょう。

直射日光をまんべんなく当たるようにするのがポイントです。

③ダニ対策したいものに残ったダニの死骸を、掃除機で吸い取る

ビニール袋に入れたものを1時間ほど車内で放置したら、ビニール袋から取り出してダニの死骸を掃除機で吸い取りましょう。

ダニの死骸はアレルゲンになるので、そのまま放置しているとアレルギーを発症・悪化させる危険性があります。

ダニの死骸は徹底的に除去することが大切。

ダニ対策したいものをビニール袋に入れていない場合は、車内にダニの死骸が舞ってしまうので、車の中も同時に掃除機がけするのをおすすめします。

車内にもダニは潜んでいる

車内は、ダニが好む環境になりがちです。

ダニが繁殖する条件は3つです。

車内の足元のカーペットや布製の座席は、ダニの住みかになりやすいです。

また雨の日などで濡れた傘や靴によって、カーペットに湿気がこもり車内の湿度が高くなります。

さらに、家の中とは違って車内を定期的に掃除する人が少なく、いろんなゴミやたくさんのホコリがダニのエサに。

気付かぬうちに、車内はダニが繁殖しやすい環境が整ってしまっているのです。

しかし車内に繁殖したダニも、夏の晴れた日はダニを退治するチャンス。

晴れた日に掃除をしたり換気をしたりして、家の中だけでなく車内も清潔に保ちたいですね。

まとめ｜夏の車内で手軽にダニ対策できる!

ダニは高温に弱く、高温でダニを死滅させる方法はいくつかあります。

その中でも車内の温度を利用したダニ対策は、高熱費が一切かからず手軽にできる方法です。

手間がなく自然の力でできるダニ対策なので、夏の晴れた日にぜひ試してみてくださいね。